スタンフォードの自分を変える教室 第6章「どうにでもなれ」

「恐怖管理理論」
自分の死など恐怖を感じた時に、無力感を打ち消そうとする衝動が生まれる。その時、楽しい気分になれるもので、希望や安心感を得ようとし、ありとあらゆる誘惑に負けやすくなる。

「どうにでもなれ効果」
ジャネット•ポリヴィ C•ピーター•ハーマン
誘惑に負けたことで自己嫌悪に陥ってしまい、気晴らしをしたくなる。この悪循環に一度はまってしまったら逃げられない。
慰めの言葉で「どうにでもなれ効果」が緩和される。
自分を許すことによって、事実をありのままに見つめられるようになる。

「変わろうと思う」だけで満足してしまう
変わろうと決心するのは、落ち込んでいる時が最も多い。
「いつわりの希望シンドローム」
変化をもたらす過程で最も楽で気分のいいのは、変わろうと決心する時。その後は自制心を発揮して、やりたいことを我慢し、やりたくないことをやらなければならないので苦しい。そうなると、変わるんだという期待感だけ思う存分味わって、その後の大変なことから逃げてしまえば、ずっとラクで楽しい。
なので、多くの人は目標に向かって粘り強く努力を続けるよりも、簡単に目標を諦めてはまた決心することを繰り返す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?