スタンフォードの自分を変える教室 第8章 感染した!

「肥満は感染する」
ハーバード大学医学部のニコラス•クリスタキスとカルフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ•フォーラー
フラミンガム心臓研究
•ある人の友人が肥満になった場合、その人が将来肥満になるリスクは171%up
•姉妹が肥満になった女性の場合、本人が肥満になるリスクは67%up
•兄弟が肥満になった男性の場合、本人が肥満になるリスクは45%up

「ミラーニューロン」
他の人たちが考えていることや感じていること、行なっていることを把握するためにのみ存在する細胞。
ミラーニューロンが他人の心の中に報酬を期待する気持ちを読み取ると、自分にもご褒美が欲しくなってしまう。
社会脳が意志力の問題における失敗をまねる3つのパターン
•無意識にまねをすること
•感情に感染すること
•誰かが誘惑に負けるのを見ると、私たちの脳が誘惑に反応してしまうこと

ルール違反の「形跡」が自制心を低下させる
他の人がルールを無視して好き勝手に振る舞った形跡を見ると、私たちは衝動に負けやすくなる。つまり、誰かが悪いことをするのを見ると、自制心が低下してしまう。

「好きな人」から感染する
免疫システムは自分とは違うものには抵抗する。また、自分と同じものは警戒せず、抵抗しない。
私たちが愛情や尊敬や親しみを抱いている人たちのことを考えるときには、私たちの脳はその人たちのことを自分と同じものとみなす。
私たちの自己意識に、このように他の人たちが含まれているために、その人たちの選択が私たちに影響を及ぼす。

「非理性的な自己コントロール」
ノースイータン大学の心理学者デイヴィッド•デステノ
プライドや恥などの社会的な感情は、長い目で見た損得を踏まえた理性的な議論よりも、私たちの選択に速やかで直接的な影響を及ぼす、と主張する
ただ、どうにでもなれ効果を招く可能性も高くなる

恥よりもプライドの方が自制心のコントロールに役立つ

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