【東京BABYLON 30年経てアニメ】



▶️漫画家集団・CLAMPの「東京BABYLON」が、2021年にテレビアニメ化されることが決定した。30年の時を経て制作される今回のTVアニメでは、「2021年の東京」を舞台にストーリーが展開する。

「東京BABYLON」アニメ化のニュースに驚かされた朝。

個人的には「最終回一話前まではまぎれもない傑作だった」という評価の作品。
最終回がどうダメだったかはネタバレになるので伏せる。

二重に驚かされたのは、2021年と放映時点の「今年」を舞台にするという点。

だって「東京バビロン」と言ったらあれだよ、少年陰陽師が主人公のオカルトファンタジーと見せかけて、東京に暮らす人々の抱えた様々な問題を描き出す、社会派ストーリー。
それを30年経って作中の時代も現代に変えてアニメ化だって? それで大丈夫なのか? と。

そう一通り驚いてみたあとで、いや、案外違和感ないのか、と納得。
作品の先見性を誉めるべきなのか、30年様々な問題をそのままにしてきた日本に呆れるべきなのか。

そして何より気になるのはやっぱり、最終回までアニメ化するのか、あの最終回をそのままやるのか、だな。

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