今日の日経

印象深いのは花王の蚊除け研究の記事。
カバの汗は油分が多くベタつくが、蚊は油に足がとられるのを恐れてすぐに逃げていくということだ。
その現象を利用して、薬剤を使わずに化粧品と同じように無害な物質のみで蚊除け剤を作るプロジェクトが進んでいるらしい。
完成すると免疫の弱い赤ちゃんや肌の弱い方も使えるようになるという。

印象深い点は、油に足が取られるから近寄らないというロジックとしては単純な物理現象が、蚊除け剤メーカーの中でこれまで触れられていなかったという点である。
そして、こういったことはきっと身の回りでも起きていると感じた。
今では情報はいくらでも手に入るので、頭でっかちになりがちだが、目的に対してもっとシンプルなアプローチが無いかを考えられるよう努めたい。

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