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【Mal Vocal】 MODERATO / 安部恭弘

リリース:1984.3.1

Side A
1. ジュリエット / 2. Line Is Busy / 3. グッバイは甘いリズムにのせて / 4. Rainy Aay Girl / 5. You Can Change

Side B
1. Music / 2. トパーズ色の月 3. TIGHT UP / 4. 彼の消息

作詞:松本隆
作曲:安部恭弘
編曲:清水信之 (A-1)、Charlie Calello (それ以外)

安部恭弘の2ndアルバム。前作1stアルバムに続いて、全曲松本隆が詞を、本人が作曲をしている。
ちなみに、この後は手元で確認できる7枚目のアルバムまでは松本隆作品は1曲もなしになっていて、よりシティポップ色の強い作詞家が起用されていたりする。
編曲を担当したのは山下達郎の「サーカス・タウン」なども手掛けている、フォー・シーズンズのチャーリー・カレロ。どういういきさつで彼に頼むことになったのか、当時のGBを読み直したりしてみたら書いてあるんだろうなぁ。

私の中のシティポップの人、その2。
きっと和製AORをやりたかったんだろうなぁという音は耳馴染みが素晴らしくいいと思っている。また、安部恭弘の声がほんとにぴったり。
このアルバムではA-2とB-3がちょっとメロディもアレンジも変わっていて印象に残る。洋楽のアルバムみたい。
このシティポップ感、今こんなにシティポップが人気なんだしもっと評価されてもいいのになぁ。

※【Male Vocal】は男性ボーカル曲を紹介していきます。アルバムまるまる1枚だったり、EP盤だったり、1曲だったり形態はまちまちです。

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