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理想の自分への第一歩は「しない」こと!まず手放すべき3つの習慣

理想の自分像はありますか?
具体的な姿がイメージできなくても、来年の私はこうなっていたい、5年後の自分はこんな生き方をしていたらいいな、と漠然とした理想なら、誰しもが持っているはず。
憧れの自分になるために、今の私に何ができるでしょうか。
継続は力なり。少しずつでも今からやっておいた方が良い習慣をご紹介します。

「すること」より「しないこと」を意識してみる

習慣、と聞くと、何が思い浮かびますか?
毎朝5時半に起き、白湯を飲んで体を温め、食事はしっかりと摂って、時間に余裕を持って家を出る、というようなモーニングルーティーン。
お風呂では必ず湯船に入って瞑想をし、その日あったことを日記に書き、ストレッチをして、眠くなるまで本を読む、などのナイトルーティーン。
これらは素晴らしい習慣ですよね。
でも、これらはすべて「する」習慣。
「する」習慣はもちろん大切なのですが、ここでは敢えて「しない」習慣をご紹介します。
どんなことも、まず手放すことが必要です。手放して空いたスペースができてから、新しい習慣を取り入れてみてください。

3つの「しない」をやってみて

ネガティブなことに触れない

まずテレビを消しましょう。
特に朝の時間帯はテレビを見ないことを心がけてください。
朝は、新しい一日のはじまりであり神聖な時間帯。心も体も繊細な状態です。
その状態の体には、必要以上に大きな音やテーマ音楽は不要ですし、ましてやネガティブ感情を煽るようなニュースは良くありません。
また、自分には関係のない情報もたくさんあります。どうしても知りたい情報は自ら調べに行けばいいのです。
 
生きていると、どうしても避けられないのがネガティブなこと。人、状況、感情、情報、いろいろなネガティブが世の中にはたくさん待ち受けています。
誰かの悪口を言う人や、他人を傷つけるような状況は避けたくても難しいことが多いのではないでしょうか。
でも、嫌な感情を持たないようにすることや、気持ちが暗くなる情報を避けることは不可能ではありません。
 
テレビを消すだけで、朝の神聖な時間を自分と向き合いながら過ごせるようになります。
ネガティブなニュースに触れず、代わりに明るい音楽をかけてみるのも良い過ごし方。その音楽のように明るい気持ちで一日のスタートを切れそうです。
また、ついテレビを見てしまった時間が無くなることで時間的余裕も生まれます。その時間を、あなたならどう活用したいですか?
メイクに力を入れたり、部屋の掃除をしたり、朝食に一品多く作ってみたり、新たな「する」習慣を作り出すこともできそうですね。

強すぎるこだわりを持たない

こだわりは、度が過ぎると執着にもなり得ます。
「○○をする時は△△でなければダメ」
「私は絶対に○○をして生きていく」
このような感情は個性やモチベーションである一方、そこに固執しすぎて他の選択肢を受け入れられなくなる危険があります。
 
ある友人が秘書という職業に誇りとこだわりを持っていました。しかし新たに就任した社長と折りが合わず、その会社を辞めることになりましたが、別の会社でも秘書をしたいと転職活動をしていました。
ですが、なかなか決まらず途方に暮れていた時、ご両親から別の職種でも探してみたら、というアドバイスがありました。そこで彼女は秘書だけではなく幅広い職種で探してみたところ、あっさりと次の職場が決まりました。
そこは特許事務という未経験の職務内容ではありましたが、見るもの触れるものすべてが新鮮で、新たな知識を得る毎日がとても楽しかったそうです。
そして、今まで自分が無理していたことに気が付いた、と彼女は言いました。秘書として働いていた時には気が付かなかったことが、強いこだわりを手放したことで見えるようになったのです。
 
自分が持っているこだわりが妨げになっていないかどうか、一度立ち止まって見直してみることも大切です。
別の視点から見てみたり、誰かの意見を取り入れたりすることで、自分の中に新しい選択肢が生まれます。
思いもよらない新たな発見もあるかもしれませんよ。

受け身で時間を過ごすのをやめる

なんとなくテレビを流し見していたらこんな時間になってしまった、たいしておもしろくもないけどSNSを見ていて夜更かししてしまった、などの経験はありませんか?
仕事で疲れて帰ってきて、どうしても体が動かずダラダラしてしまうことは、誰にでもあることだと思います。
そんな時は割り切って、「よし、30分ダラダラしよう」と意志を持ってダラダラしてください。そうすると逆に有意義なダラダラ時間を過ごせるようになるのです。もしくは、もういいや、とスパッと動けることも有り得ます。
 
ここで大切なのは、自分で時間を作り出す、ということ。
なんとなく過ごしてしまう、という受け身な時間をなくすことで、時間が生まれます。
ここで生まれた時間を、私は未来の自分のために活用しています。

私は昨年春からSHElikesという女性のためのオンラインのキャリアスクールを受講しています。

SHElikesでは、ライティングやwebデザイン、カメラなどクリエイティブ系の講座、ブランディングやマーケティングといったビジネス系の講座、さらに起業や新規事業に関するノウハウが学べる講座が30種類以上も揃っています。
この中から自分が受けたい講座を自由に選ぶことができるので、さまざまな組み合わせで複合的にスキルを学べます。
 
SHElikesの講座はオンラインで、基本的に各講座がトピックによって約10項目に分かれていて、10分から15分前後の動画から成り立っています。
以前の私は週末にまとめて講座を受け、課題を進める勉強の仕方だったのですが、最近では、隙間時間に毎日少しずつ講座動画を聞き進めていき、週末に課題をする、という勉強法を取り入れています。
 
これは、もともと他の受講生(シーメイト)さんから聞いた勉強法です。
その方が着実に実力をつけていっている姿を見ていて私も頑張ろう、と刺激を受けたからなのですが、これを実践できるようになったのも、なんとなく過ごしていた受け身な時間をなくしたから。
自分で時間を作り出すことの充実感と満足感を、今しっかりと実感しています。

まずは気軽に「しない」でみよう

何かを習慣化させようと思うと、少なからず気合が入ってしまいませんか?
続けなければ、と思いつつ三日坊主になってしまって、自分が嫌になってしまったりしませんか?
そんなことではせっかくの決意がもったいない。
今回挙げた3つの「しない」習慣は、どれも気軽にできること。
最初のうちは今までの流れでテレビをつけてしまっても、思い出したら消す、で良いのです。
こだわりを持っている自分に気付いたら手放す、ついなんとなくの時間を過ごしていたら勇気を出してやめる、で良いのです。
まずは気が付いたらやめる、というところから、理想の自分に近付くための「しない」習慣をはじめてみませんか?

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