ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム-クリア感想

そんなに長くはないんだけど、思った事をツラツラと。

本作はもちろん、ゼルダシリーズの思いがけないネタバレがあります。

作品をやる人は気を付けてね。
初見は一度しか出来ないよ。





















まず何かを色々書く前は結論から。


めっちゃ良かった。特に最後のあの”音"は今までにない
最高の1音だったと思う。
それくらい感動した。

あの1音にたどり着くまでの勇者の旅。
全てが詰まってるとすら思っている。本当、任天堂、ありがとう

●●

ストーリーはブレスオブザワイルドからの続き。
前作の温度感的には、面白かったな~、くらいでした。

オープニングでゼルダの手をつかめず、助けられなかったリンク。
からの色々な旅をして、最後のラストバトルでの怒涛の回収。

あの怒涛の回収がなかったら今作も「面白かった」くらいで終わっていて、文章に起こそうとかは思いもしなかったと思う。
ここまで突き動かしたのは本当、物語の最後があったから。
振り返りながら書いていきたい。


1.魔王ガノンドロフとの戦闘
僕は探索を怠るマンなので、妖精の泉って???、だったので一切強化してません。
なので相変わらず紙装甲で行ってました。
更に戦闘に関しては、脳筋の極

当たらなければどうということはないスタイルで
パリィorラッシュor死

セーブポイントもかなり前だったので、最高の緊張感でした。
攻撃パターンの解析とタイミング取りがかなりシビアで、数回死んだかな?
でも夢中で、戦いが最高に楽しかった。


2.竜への進化
第三形態変化はお約束なので、変身した時は お~~~~~~ ってなってました(語彙力)

ただ、演出が本当に好きで。
竜化して記憶がないはずの白竜とのタッグマッチ。
あの瞬間だけは自分がリンクで、勇者してたし、勇者だった。

最期の止めを刺す瞬間なんて、たまんねぇよ。
とにかく今作は対比構造が上手で、白竜の額に刺さってチャージされていたマスターソード。
それを魔の根源たる黒竜の攻撃を避けながら、額にたどり着き、刺す。
たまらねぇ~~~~~~


3.エンディングと伝説のエンドロール


一番熱量が高いのはここから。

手を掴めなかったリンク、でも色々な手に助けられ、色々な手を使ってきたリンク。
今回は「手」がテーマなのは知っての通り。
対比構造が上手すぎる。

エンディングの始まりは、白竜から戻るシーン。
静かにティアキンのメインテーマ、そしてゼルダ姫のテーマ
あ~~~良すぎる。

そして現実へ戻り、気が付くとオープニングと同じ構造を辿る。
すぐに自分が何をするべきか、理解する。
掴めなかった手を、掴むのだ

余りにも凄いカタルシス。
ゼルダに近付くごとに音が変化して、クライマックスは近いぞ、そう音楽も最高に盛り上げてくれる。
ゼルダの伝説メインテーマ。

あ~~~~~~~~~~~↑ 最高

掴めた後のムービーのマスターソードのファイの音も良い。


そして始まるエンドロール

これが本当に最高に良い!!
伝説のエンドロールと言っても良いくらい。
色々な旅をしてきた仲間の曲、良い。どれも良いゾ!

少し不穏な曲、モドレコ、そしてティアキンのメインテーマ



どれもリンクとして駆け抜けた。


仲間の手を取った。



そんな映像が流れつつ、優雅な二胡と共に、
曲は”本当に最後なんだぞ”、と。

そして





”重なるハンドクラップ”





この音、この一音が最高なんだ。

ありがとう任天堂。

自分、勇者だったよ。

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