10数年ぶりに…



母から孫の息子へのメッセージとしてお皿が真っ二つに割れるという不思議なこと

そして警察署に安置されてる母の元へ満月の日に友達からの不思議な導きがあったこと

その翌日の夜のことです。


この日は病院で死因を特定する為、大学病院に搬送され解剖が行われていました。そして警察署に帰ってきた母を葬儀場に運ぶ日でした。

死因は 予想で2通りあり
私はその内の1つで母が息を引き取ったのなら、それはそれは悔やまれ本当に母が可哀想でならない。私自身も深い傷を負うだろう、そして中々癒えないだろうと覚悟していました。

結果、急性心不全の疑い。
この死因で良かった。兄や主人、甥っ子達と胸を撫で下ろしていました。


この尋常じゃない暑さ、そして加齢などで持病の心臓の負担は計り知れなかったのかもしれない。
お母さんの心臓、今まで本当によく頑張ってくれてた。

悲しい中に少しだけホッと胸を撫で下ろし帰宅。

そして晩ごはんを食べていた時のことです。
私の左横に気配を感じ 何かが動いている…

10数年ぶりに出たのです。
ムカデが!!!

床を悠々と歩くムカデ君。

二度見した。まさかムカデが!!!

すぐさまスプレーを探し吹きつけると食器棚の後ろに隠れ どこにいるかも分からなくなってしまいました。

このままでは眠れない…
絶対にどうにかしないといけない。

絶対にまた現れるからそれまで待とう。いやでもどうしたらいいのー!!

30分くらい経った時、今度は壁の上の方に見つけました。
またスプレーを吹き付けるとまた逃げて。
懐中電灯を出してきて入念に探し、今度はソファーの下でじっとしているのを見つけました。

居る。ここに居る。気持ち悪いー!

またスプレーをしたらまたどこかに逃げてしまいました。

絶対に絶対に絶対に
次こそはしとめる!
しとめてみせる!!

こんなに '絶対' って何度も強く思う事って生きていく中で久しぶりでした。笑

お母さんが亡くなった悲しみは吹き飛び、今はこのリビングのどこかに潜んだムカデ君を見つけて仕留めることに全集中。


居た!
キッチンマットの下に!

クイックルワイパーのあの長い棒を持ち、そこそこ弱ってるであろうムカデ君を押さえつけました。


お願いやからもうやめて!
いい加減にして!もういいやろ?

半分怒り、半分笑いながらそう叫んで
クイックルワイパーで何度も叩きました。

(この時、主人はソファーでうたた寝中。息子は横の部屋で勉強中。)



無事に私はひとりで仕留める事に成功。
よく頑張ったぞ、私!涙。


母の死からわずか2日目。
このタイミングで10数年ぶりにムカデが家の中に出た事 何か意味があるのか?いや、意味があるはず!とまた調べてみることに。


ムカデは後退せずに前進しかしない。強い生命力もあり、昔、武将が兜にムカデを施したほど 縁起の良い虫だと。
商売繁盛、金運アップなど色々と福を運んでくれる「益虫」だと書いてありました。


前進しなさい。
何があっても今は辛いかもしれないけどひたすら前に進みなさい。

お母さんはムカデを使ってそんなメッセージをくれたんだと。


ちょっと過激すぎるでお母さん!笑

もう少し違う方法で教えてくれてもいいのに!笑

ムカデを仕留めた後息子と笑いながらそんな話をしました。



ムカデって夫婦や家族で行動するんです。
今もまだその家族が出てきてません。

もうお母さん、十分にメッセージ伝わったから

残りの家族を出さないでほしいと強く願っています。

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