舞台を観る理由

ここ数年舞台を頻繁に観ている。とにかく、気になる俳優が出演している、とか演出の人に興味がある、脚本を書いてる人が好き、とか理由は様々だけれど何か心に引っかかるモノを感じたら、迷わずチケットを取ることにしている。

なにより、舞台は映画と違って映像に残らないことがほとんどなので、上演後に観たいと思っても二度と観られない。なので、そのときを逃さないように観ておかなければ!という気持ちが強くなる。だいたい、生で観た舞台と映像で観た舞台は同じであって正確には同じではない。もちろん映像には何度も繰り返し観られること、演者の細かい表情まで仔細に観られることなど映像にしかない良いところがある。
ただ、その良さを上回る良さが舞台にはある。
緊張感と臨場感、そして幕があがれば何が起ころうと芝居を止められないその時一度きりしか経験出来ない、という希少性。そのことが私を興奮させるのだと思う。そして、この興奮と醍醐味を一度味わってしまうと本当にクセになって止められなくなってしまう。すっかり沼にはまり込んでしまった。

今月はふたつ舞台を観劇する予定。

レキシアター びぎにんぐ おぶ らぶ
世界は一人

どちらも全く違う毛色の舞台のようである。初めて経験する演出家の舞台なので今から観るのが非常に楽しみである。
何をこちらに投げかけてくるのか。ワクワクしている。

#舞台  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?