つるかめ助産院と私の出産
「つるかめ助産院」を読んで、何十年も前の自分のお産のことを思い出しました。
私は4度、出産しているのですが、すべて自宅出産でした。それでこの本の中で表現される、お産というものが 日常の中にするっと入り込んでいる風景が とても懐かしく思い出されたのです。
私の友人は陣痛の合間あいまに大好きな餃子を作っていたと言います。私の場合は翌日のパンを、陣痛の波にあわせてこねていました。本の中では、子供たちがお母さんのお産を見守るシーンが出てきます。
「ナナコさん、赤ちゃんの頭、出て