足つぼマッサージで深い眠りに・・・
初めての足つぼマッサージサロン訪問。ナオは、少し緊張していた。
ナオは友人から一枚のマッサージ券を誕生日プレゼントとしてもらっていた。
普段、自分を甘やかすことをあまりしないタイプだったが、友人が「絶対に気に入るから」と言って贈った「足つぼマッサージ」の施術券を手にしている。
サロンに足を踏み入れると、落ち着いた色合いのインテリアと穏やかな音楽がナオを迎えた。
フロントで待っていた若い女性に案内される。
この女性がセラピストで、名前はミナ。ミナはナオよりも少し年下で、穏やかな笑顔と優しい口調で、ナオは安心した。
マッサージルームに案内されたナオは、ミナから渡されたスパウェアに着替えた。
ミナ「足つぼマッサージは初めてなんですか?」
ナオ「あ、はい!」
ミナ「それでは、こちらに足を向けてリラックスしていてくださいね」
ナオ「こ、こうですか?」
ミナは、ナオの足を丁寧に温め、圧を加えていく。
最初は緊張していたナオだったが、ミナの手技は確かで、足の疲れがじわじわと解けていくのを感じた。
ミナ「力の加減はいかがですか?」
ナオ「気持ちいいですね!」
マッサージが進むにつれ、ナオは自分がどれほど疲れていたかに気づき始めた。
日頃のストレス、立ち仕事の疲れがミナの手によって丁寧にほぐされていく。
それはまるで、体の中からリセットボタンを押されるような感覚だった。
ナオはミナの優しい手の動きに身を任せ、心地よい音楽と香りに包まれながら、徐々に深いリラクゼーションの世界へと誘われていった。
※公開している画像/テキストはすべて趣味制作のオリジナルでフィクションです。
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