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"AIの未来を体験": GPTsを使ってみた感想

GPTsについて

前回の記事でも少しご紹介したのですが、ChatGPTを自分なりにカスタマイズして使える、「GPTs」が公開されています。
エンジニアでなくても「ノーコードで、誰でも」作れるという点が魅力的です。
実際の作成方法などはすでにyoutube,ブログ記事等で様々な方が紹介されていますので、そちらをご覧いただいた方が早いと思います。いろいろ見た中
で分かりやすかったのは下記の記事でした。

なお、GPTsはGPTPlus有料会員のみが利用できるサービスとなっています。

自分で作成したGPTsを使った感想

私が試しに作成してみたGPTsはこちらです。

GPU Advisor(GPUアドバイザー)

これはAI開発者向けなのですが、AIで何をやりたいか、どれくらいのデータがあるかといった条件を入力するとその分析に最適なGPU、CPU、メモリといったハードウェア情報を提供してくれるというものです。

AWSやオンプレでの実装に役立つことができればと思い作成してみました。

①質問をしてみる。
まずは下記のような質問をしてみました。

最初の質問

②次にプロジェクトのタイプやデータ量、予算などを入力してみます。あえてスペックは低めの環境で返答してみます。

必要なハードウェア要件をまとめてくれる。

③その後、推奨GPUを紹介してくれます。電源などは低めに記入したのですが、電源不足もしっかり指摘してくれました。

推奨GPUを表示

良かった点と改善点

良かった点:
概ね狙い通りのGPUを紹介してくれました。
改善点:
メモリは16GBくらいほしいところですが、その辺の指摘がなかった点はやや残念。

まあまあの結果といったところでしょうか。
もっと紹介できるGPUの種類を増やしたり、GPU以外の推奨スペック、メモリやCPUなども出力できて、それらを表にできれば利用者の方にもわかりやすく使っていただけると思いました。

添付ファイルなどを取り込める機能もあるので、この辺に価格表なども入れれば具体的な価格、見積もりを出せるようにも思えます。

結論:

ChatGPTをカスタマイズという視点はなかなか面白い。

自分だけの経験+ChatGPTを組み合わせて新しい価値を提供できると感じました。
まだまだ始まったばかりのGPTs。これからのバージョンアップ等にも期待しましょう。



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