見出し画像

自分の価値に値段をつけるときの考え方

昨年から始めた自宅ワークショップを通して得た気づきはいろいろあって、なかでも、値付けと集客のむずかしさにおいては、まだまだ修行中といえるほど、毎回頭を悩ませる。

そう話すと、同じようにイベントを開催する立場を経験した人からは「まさか、いつも即満席じゃないですか。あんなにすぐ埋まるなんてうらやましいですよ」といったリアクションをいただくことも多い。

風の時代に入り、副業もあたりまえとなって、SNSやさまざまなツールを使う収益化もしやすくなった。となれば、「自分の好きなことでお金を稼ぎたい」と思う人が増えるのは当然である。

そのせいか、ただフリーランス歴20年を超えたというだけで、ベストセラーの看板があるわけでもないわたしに、「自分らしくはたらく方法」についてアドバイスを求められる機会も増えてきた。
もちろん、その都度、自分なりに考えて、誠意を持って答えている。

そんななかでとくに悩みを聞くことが多く、わたし自身も悩むことが多い「値付けと集客」について、現時点での方針が定まった感があるので、その考え方についてシェアしようと思います。

具体的なお金の話であること、ワークショップやイベントに参加してくださる方にはあえてオープンにする必要もない話なので、こちらは有料記事とします。
同じ内容を、Voicyの有料放送でも語るので、ご興味ある方はそちらも聴いていただけたらと思います。


スタート時の値付けの考え方


わが家で開催する自宅ワークショップは、金継ぎや花など、専門の講師の方をうちに招き、レッスンはその方にお任せして、わたしは集客、家のセッティング、お茶菓子の準備、当日の接客を担当する、という形態からスタートした(今後は外部から講師を招かない、自分や夫が直接指導するワークショップも企画していく予定)。

最初は「1日の儲けとしてギリギリ2万円もらえればいい」というところからのスタートだった。

ここから先は

4,563字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?