見出し画像

堂々とスピリチュアル系

昨年末から年明けにかけて、これまでnoteでも何度か書いてきた、わたしが半年前から興味を持っている月星座について取材を受けたり、エッセイを執筆したりという機会が続いた。

ちなみに月星座について以前書いたnoteはこちら。

わたしはこれまで、とくにスピリチュアル系に興味が強いタイプではなかったけれど、月星座をきっかけに、ここ数ヶ月は、満月と新月の日に願いをノートに書くという習慣を続けている。

上にリンクを貼った記事にもあるように、願いがかなう確率がかなり高くて最初はびっくりしたし、今もかなうたびに「わ!またかなった!?」と驚いているのだけど、こうも続くと、これは別に不思議なことではなくて、ごくあたりまえで自然なことなのだ、という気持ちになりつつある。

かなえるのは自分の判断と行動

Keikoさんのパワーウィッシュメソッドの根底にあるのは、「自分の得意分野を生かせれば人は必ずしあわせになれる」という考え方だとわたしはとらえている。
だから、新月と満月の日がきてパワーウィッシュを書くたびに、自分が生まれもって得意なこと、力を発揮しやすいことについて、じっくり見つめ直すことになるし、願いも、かなえる前提で書くからかなり具体的だ。
だからスピリチュアルタイムのようで、実際は、自らに対して行うカウンセリングやコーチングに近い。

今かなえたいことを自覚し、その実現を願う時間は、目標達成への道筋を立てる時間でもある。
実現までの戦略を考えながら手書きでノートに書き出してみれば、その後の思考や行動に少なからず影響があって、当然なのだ。

日々は、「こうした場合AとBのどちらをとるか」という選択の場面の連続で、そのたびに無意識下で「ノートに書いた願いがかないやすくなるのはどちらだろう」という選択基準が一瞬でも浮かんでいるように思う。
それを受けての判断と行動によって目標を達成できたならば、それはミラクルでもなんでもなく、自ら手でつかみとったものといえる。

パワーウィッシュノートに願いを書いてかなった事例で、今のところ自分にとっていちばんインパクトがあったのは、最新刊『ただいま見直し中』が発売からすぐに重版が決まったことだった。


もちろん第一には、本のテーマや内容が世間のニーズに合っていたことで、その企画を立ててくれた編集担当さんと、意欲的に販売してくださっている営業担当さんのおかげである。

そのうえで、著者であるわたしも「書き上げたのだからあとはおまかせ」ではなく、「本気で」この本が売れてほしいとパワーウィッシュで願い、それをかなえるための行動をしらずしらずのうちに重ねたことも、無関係ではないように思う。

そうした本気には、「こんなにSNSや取材で宣伝ばかりしてウザがられないだろうか」とか「内容がよければ時間がかかっても売れていくはず」とか、つい浮かびがちな、いらない自意識と言い訳を封じ込めるパワーがある。

「自信をもって世に送り出した作品なのだから、正々堂々と宣伝をして一人でも多くの方に読んでもらうために発信をすべきだ」という姿勢が揺らがなければ、自らブレーキをかけてしまう思考のクセを手放すことができる。
それが、「願いを書き出す」という行為がもたらす作用だと思っている。

クリアな視界で本質を見たい


ところで、最近、夫とよく話しているのが、「『スピリチュアル系』以外に何かいい呼び方はないのだろうか」ということだ。

スピリチュアル系、という響きに含まれるステレオタイプなイメージは、目に見えないものなど信じられないとかあやしいとか思っている人たちに、一瞬で「あぁ、そっち系ね」といった揶揄ともいえる反応を引き起こしがちなところがある。まぁ、別にそれでもいいのかもしれないけれど、スピリチュアルの新入りとして、ちょっと歯がゆい気もするのだ。

今、わたしが道しるべにしているものは、ほとんどが「目には見えないけれど感覚が察知するもの」だ。
これから先の人生をしあわせに生きていくために、もちろん健康な体や、よき仲間や、仕事やお金も必要だけれど、すべての基礎に「AとBどちらが自分の真のしあわせにつながっているか」を冷静に判断できる、澄んだ感性が必要だと思っている。

だから、その感性を鈍らせないように、わたしは毎日ヨガをやり、家と周辺をそうじして、食べすぎたり飲みすぎたりしないように心がける。

そんなわたしに、新月満月を意識しながら暮らすことはとてもしっくりくることで、だから、「スピリチュアル(精神的)系というよりも、いっそ本質系って言っちゃっていいんじゃない?」と思ったり。

まぁスピリチュアル系だとしても、わたしの場合、それは夢見がちな乙女っぽいイメージのそれではない。
クリアな視界を持つ落ち着いた大人として、堂々と願いをかなえていきたいと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?