【実録3】ブログ収益1万円から3万円になるまでにやったこと

ブログ運営8ヵ月。収益が3万円を超える事ができました。

僕のブログは全てAmazonと楽天のアフィリエイトです。

この記事では、ブログ収益増加に向けて具体的に何をやったかを説明します。

■やったことリスト

僕のブログはAmazonや楽天を主軸にしていいます。リンクを踏んでもらってなんぼなので、PV数増加、滞在時間やページ回遊の多さ、適度なアフィリエイトリンクが必要と考えました。

・毎日GRCで順位チェック。20位以内をリライト。
・毎日アナリティクスを見て内部リンクの調整。
・毎日サーチコンソールのクエリを見て記事修正。
・記事内のアフィリエイトリンクを増やす。

この4つを繰り返してPVと滞在時間を改善していきました。

■GRCを使って順位チェック

・既存記事の順位が上がるようにリライトしていきます。

〇20位以内に記事がいたら
上位記事の調査をして、不足情報があれば追記、修正します。

競合調査は、上位記事の「見出し」を確認。

自分の記事に無い見出し(情報)があったら、記事に追加していきます。※内容パクるんじゃなくて、見出しを参考に自分で記事を書くこと。

〇10位以内に記事がいたら
上位が個人ブログなら内容調査して追記、修正。

自分の記事より上位が企業サイトだった場合は放置です。

勝てない相手に時間を使うより、他の事に時間を使います。

〇記事が20位以降だったら
しばらく放置。もし20位以内に入ってきたら見直しします。

〇大きく順位変動している記事があったらURLチェック
GRCで大きく順位変更しているキーワードがあったら、「ランクインページ」のタブを開き、該当するキーワードをクリックします。

日付やURLが表示されているところで(デフォルトだと画面右下にあります)、URLが赤字になっていないか確認。

赤字はキーワードに対して、URLが変わっているという意味です。

もし、意図しないURLに変わっている場合、キーワード競合が起きている可能性があります。(カニバリゼーション:共食い)

〇実際に起きたカニバリゼーション

7位の記事 :○○のレビュー(KW:○○ レビュー)
30位の記事:△△の比較(KW:△△ 比較)

「△△の比較」の記事内に「○○のレビューへリンク」とリンク先を記述して投稿していました。

数日後、「○○ レビュー」で検索したのに、31位に「△△の比較」が登場してしまいました。元々8位にいた「○○のレビュー」記事が圏外に飛ばされた状態です。

画像1

※画像の赤字の部分です。

検索結果を見ると、「△△の比較」に記述した「○○のレビューへリンク」がキーワード検索に引っかかっていました。

すぐにリンクの書き方を修正して、翌日には順位が正常に戻りました。

リンクの書き方を以下のように修正
AAAのレビューへリンク

AAAの紹介記事はこちら。
「紹介記事はこちら」がリンク部分。

■Googleアナリティクスで滞在時間調査

・内部リンクの調整をして、PV数の拡充をしていきます。

ページビュー数と平均ページ滞在時間、直帰率を確認します。

・旧版
行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ

・GA4
エンゲージメント > イベント > page_view
※僕は旧版なので正確か不明ですが、GA4だと恐らくここで滞在時間が見れると思います。
※新しいアナリティクス(GA4)には直帰率と離脱率が見れません。

〇滞在時間の確認と内部リンクの見直し

・PV数が多いのに、滞在時間が少ない記事がある場合。

→別記事へのリンク誘導が上手く行ってそうならOK。
 リンク先の記事PVが増えているか確認。
 行動フローの画面を見る。(旧版)

→単純に離脱されていそうなら記事の改修。
 次のサチコの項目で説明します。

・読んでもらいたい別記事のリンクが貼ってあるのに、離脱率が高い場合(内部リンクをクリックされない)
※離脱率:そのページでブログから離れている割合。

→別記事リンクへの誘導方法を変える。

これまでカード型のリンクを使っていましたが、テキストリンクをメインにしました。同時に、関係しそうな雰囲気を見せた一文を書きました。

この記事も参考にどうぞ。
「カード型リンク」


ここで使っている〇〇について、別の記事でまとめたので参考にどうぞ。
参考記事:〇〇記事へのリンク。

これまではカード型リンクを貼っているだけでしたが、一文そえてテキストリンクを置いておくだけでも効果あります。

次にサチコについて説明します。

■サーチコンソールでクエリの確認

・検索流入の改善と増加を狙います。

アナリティクスでわかった滞在時間が少ない記事をサチコでも調べます。

検索パフォーマンス > 右画面にある「ページ」 > 該当ページのURLをクリック > クエリ

読者はクエリに出てきているキーワードで検索流入してきています。

読者は探している情報と違うと感じた瞬間に帰っていきます。

「上位のクエリ」に表示されているキーワードが、記事の内容と合っているか確認。

もし、記事の内容がクエリと合っていないならリライトします。

〇リライトの流れ

・クエリのキーワードで検索。上位記事が何を書いているか確認。

この時、上位記事の「見出し」を見るようにします。※GRCの項目でも同じ事書いてますが、あくまで見出しを確認です。

記事を細かく読むと、コピー記事を書いてしまう恐れがあるので、あまり読み込まずに見出しを見るだけに留めます。

・他の記事とくらべ、不足内容があったら追記。

記事をパクるのはNG。見出しを参考に自分で記事を書くこと。

・カタカナ、英字で同じキーワード

同じ意味のKWでも、カタカナと英字で検索数や順位が変わります。

僕のブログで言うと、「MixAmp」と「ミックスアンプ」。

正式な商品名は「MixAmp」ですが、検索数が多いのは「ミックスアンプ」です。

もし、カタカナと英字表記が一般的に使われていたら、どちらでも検索に引っかかりやすくするために、見出しやディスクリプションに両方書くようにしました。

〇もう1つ気にしたいのは、記事に無いキーワードでの流入。

なかには、執筆時に意識していないキーワードで検索流入されている事があります。そのようなキーワードは、見出し含めて記事に追記していきます。

・クエリにあって記事に無いキーワードがある場合、上位記事にどのような事が書かれているかを調べる。
・自分の記事の内容とクエリのキーワードが合っているなら、キーワードを入れた見出しを追加。
・自分の記事の内容とクエリが合っていないなら、キーワードを元にした記事を新たに作成。

〇過去7日間の確認もする

サチコの検索パフォーマンス画面、グラフの上に「日付:過去3ヵ月」が設定されています。

これだと期間が長すぎて、直近の動きがわかり辛いので、「過去7日間」も見るようにしました。

直近で表示回数が上がってきたクエリがあるかもしれないので、見落とさないようにするためです。

〇サチコでも順位確認

GRCの順位チェックとは質が違うので、サチコでも順位をONにして確認します。

検索パフォーマンスの画面で、「平均検索順位」にチェックを入れます。

上位のクエリが表示されるリストの右端に、掲載順位が表示されるようになります。

○掲載順位が高く、表示回数が多いのにクリック数がやたら低いクエリがあったら注意。

クエリ > ページ」の順にクリックして、意図したURLになっているか確認です。

もしかしたら、キーワード競合で意図しない記事が検索に引っかかっているかもしれません。(GRCで説明したカニバリゼーション)

場合によってはタイトル、見出しの文言を変えてしまいましょう。

意図したURLになっているなら、検索意図と記事の内容がズレている可能性があります

記事の内容を見直して、検索意図にあった内容に修正します。

■記事内のアフィリエイトリンクを増やす

・アフィリエイト購入の入口を増やします。

今まで、pochippで作ったアフィリエイトリンクを、目次前と記事下に置いていました。

これだと単純に考えて、半分チャンスを逃す事になります。

記事を最後まで読んでくれる一般平均割合は60%程度。(これでも多い方だと思う)

記事によっては50%行かずに離脱されます。

※僕が書いた記事を最後まで読んでくれる人の割合は30%~65%。記事によって差が大きいです。

つまり、全体の半分は途中で離脱してしまうので、アフィリエイトリンクが目次前だけしかない状態と同じことが多発します。リンクを踏む機会を半分以上失っている事と同じです。

かといってpochippで作ったアフィリエイトリンクが記事内に何度も出てきたら、表示が大きいのでめちゃくちゃ買ってほしい感が出て逆にクリックしてくれそうにありません。

pochippの広告リンクは、多くても目次前、真ん中、記事下の3か所程度におさえました。

後は記事内の文面にある商品名やキーワードに、アフィリエイトリンクを貼りました。

全ての商品名やキーワードにリンクが貼ってあると、それはそれで買ってほしい感がすごいので、1つの見出し中の、最初と最後あたりにある商品名にリンクを貼る感じです。

1つの見出しに2つぐらい。文章が長いと3つぐらい。あまり多くならないように気を付けました。

■収益1万円から3万円に向けてやったことまとめ

・毎日GRCで順位チェックしながら20位以内をリライト。
・毎日アナリティクスを見て、内部リンクの調整。
・毎日サーチコンソールを見て、クエリを確認。記事修正。
・記事内のアフィリエイトリンクを増やす。

1万円の収益が出るころには、ある程度PVも出てきていると思いますし、
それなりの記事が書けているはず。(と信じたい・・・)

特にAmazonや楽天を主軸にしているブログは、リンクを踏んでもらってなんぼの世界なので、滞在時間やページ回遊の多さ、適度なアフィリエイトリンクが必要と考えました。

新しい記事を投稿しまくってもすぐには成果が出ないので、今ある記事を充実させる方向で修正をすることで、1万→3万まで増加できました。

全てのブログに当てはまるかわかりませんが、何か参考になれば幸いです。

■おまけ:収益とPV数は同期しない

なんて事は絶対ありません。

各所で発言される、「PVを追うな。収益とPVはイコールでは無い」理論を、間違えた認識のまま進まないようにしたいです。

事前に理解しておきたいのは、ブログの種類によって収益スタイルが違うという事。

①Amazon、楽天、Yahooなど、低額報酬を得るブログ。
②アドセンス広告メインで低額報酬を得るブログ。
③ASP案件で高額報酬を得るブログ。

大きく分けてこの3つが主流になります。

①Amazon、楽天から広告費を積み重ねて稼ぐブログ
単価が数十円が当たり前。PVあってなんぼの世界です。狙う読者の設定は必要ですし、記事内容含めリンクを踏んでもらう機会を増やす事が最も重要です。

とにかくリンクを踏んでもらえれば、クッキー報酬も獲得できるチャンスがあります。

②アドセンス広告メインで低額報酬を得るブログ
単価数円が普通なので、とてつもなくPV数が必要になります。細かく読者(ペルソナ)設定するよりも、いかにトレンドを先取りできるか、取りこぼさないかが重要。スピード重視です。

単価が安すぎるので、10万PV以上あっても数千円~数万円。10万円以上稼ごうと思ったら、とてつもない数のPVが必要です。

③ASP案件で高額報酬を得るブログ(一般的に特化ブログ)
読者が成約してくれればPV数が少なくても1件数千円の高額報酬が得られます。ただし、「確実に成約に結び付けないと報酬そのものが上がらない」です。

知識やライティングスキルがあれば、少ないPV数でも高い報酬獲得ができます。

Amazonや楽天は、リンク以外の商品を買ってもらっても報酬が発生する。
ASP案件は、リンクを踏んでも成約が無ければ報酬発生しない。
その代わり、報酬額に100倍以上の差がでます。

これらのブログの特徴から、

・多くのPVが無いと収益が出せないブログ
・少ないPVでも高額報酬が得られるブログ

がある事が理解できます。

特化ブログは、少ない人数でも確実に成約させる事の方が大事なので、PVを追うのではなく、読者を満足させて成約してもらう事に全力をかけろという意味で、「PVを追うな。収益とPVはイコールでは無い」と言われます。

ま、それでもPV無かったら、そもそもリンクすら踏んでもらえないんですけどねw

運営しているブログがどのタイプに該当するか、よく考えて戦略を立てるようにしましょう。

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