個人ふりかえりで体験のスナップショットを作る

この記事は「ふりかえりアドベントカレンダー2022」の17日目の記事です。

ふりかえり大好きなのでチームの定期的なふりかえり以外でも自分がメンターをやっている新卒のメンバーと「ふりかえりやろう〜!」と言って定期的にふりかえりをしています。
が、そんなこと言ってるわりになぜ自分のふりかえりはしないのか😇
その謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向か......わずに個人ふりかえりを始めることにしました。

  • フォーマット: YWT

    • Y: やったこと

    • W: わかったこと

    • T: つぎにやること

  • タイミング: 毎週末

ふりかえりが自分の体験や考えを整理して言語化する良い練習になるのが始めてすぐにわかったメリットでした。
ただ、3ヶ月ほど続けて過去のふりかえりが蓄積されたことで、それらにとても大きな価値があるなと気がつきました。

体験や考えたことのスナップショットを作る

ふりかえりによって体験やその時考えていたことがスナップショット的に記録されます。
これが思っている以上にいい資産になるんですよね。

「今週はこんな体験があってこう考えてた」というのは時が経つにつれどうしてもちょっとずつ忘れていってしまいます。
また知識はどんどん積み重なって深くなっていくものですが、どれくらいの理解をしていたときにどんな体験をしたのかというのも時間と共にだんだん曖昧になっていきます。
でもふりかえりをすれば旅行の記念写真のように当時の体験や気持ちを残せます。

自分の体験や考えを残すというのは意識的にやらないと難しいことです。
日記やブログにも同じことが言えますが、ふりかえりがそれを定期的に行ういい機会になり、そのアウトプットが自分のスナップショットとして残せます。

過去のふりかえりから自分の変化がわかる

スナップショットとして残ったふりかえり内容を見返し、今の自分と比べることで自分の変化や成長がわかります。
また、いま大事にしている価値観や観点はどんな体験を経ていつ頃から考え始めたのかも知ることができます。

自分の変化や成長というものはわかりやすいこともあれば徐々に変わったことでわかりにくいこともあります。
過去の自分と比較することでそれらの変化を知ることができるとともに、自分が認識していなかった変化に新しく気がつくチャンスにもなります。
そして自分の変化を認識することが新たな成長の後押しになります。

まとめ

自分の経験や考えを客観的にみるというのはなかなか難しいことですが、ふりかえりがそれを助けてくれます。
そして自分の変化を見て感じたことを言語化して残すことで、またそれが新たなスナップショットとなり未来の自分の助けになるはずです。
1ヶ月や3ヶ月など毎週以外の単位でも個人ふりかえりをしてこれからもスナップショットをたくさん作っていきたいと思います。

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