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ナルシストの最もサディスト的な虐待方法:反応性虐待 #NPD #自己愛性人格障害 

今日は、自己愛性人格障害について、私に役立った英語の動画を紹介するブログを書くことにしました。以下の説明は、私が勝手に自分の解釈を書いたものであり、正式な定義ではありません。
以下に「ナルシスト」、「自己愛性人格障害者」、「NPD」という言葉を同義語として使用します。自己愛性人格障害者とは、自省できず、謝罪できず、嘘でも自分が絶対正しく、他人に責任転嫁をし、自分に賛成しかしない取り巻きを従えたカルトを形成し、ターゲットに中傷キャンペーンを仕掛け、憎しみに満ち、他人の人生を破壊したり、危害を加えることを喜びとする、共感と道徳と良心の欠落した病的嘘つきのことをいいます。
今後私がこれをトピックにブログを書くのは、自分の趣味とセルフヘルプと勉強のためで、そのついでに、他の人に役立てたらうれしいなという思いがあります。

では、今日は以下の2つの動画の要約をしたいと思います。

The Narcissist's Most Sadistic Abuse Tactic: Reactive Abuse #narcissist#reactiveabuse#jillwise

動画タイトル:ナルシストの最もサディスト的な虐待方法:反応性虐待

クリエイター:「Enlightened Target」ことジル・ワイズ先生

<要約>
この動画では、すべてのナルシストが被害者に使う、危険で、不穏にさせる、計算的な虐待手法である「反応性虐待」について説明する。これはCrazy-making(※論理的に聞こえるが全く意味をなさないことを言って、被害者に自分が狂っているのかと思わせる、NPDが相手を操作するために使う心理虐待手法)であり、ガスライティング(※あからさまな嘘をついて相手にその人の現実の知覚を疑わせ、自分が狂っているのかと思わせる、相手を操作するための心理的虐待)であり、きわめて洗練された心理的虐待であり、人間が他人に対して(しかもわざと)やる事とは、常人には信じられない極端な虐待である。

「反応性虐待」とは、自己愛性人格障害者による自己愛的虐待に晒され続けてきた被害者が、加害者の虐待についにぶちキレて、正常な人間的なリアクションをすることをいう。その瞬間、加害者は台本をひっくり返し、このリアクションを以って、実際には被害者こそが虐待者で、虐待者(自分)は被害者だと主張する。これを反応性虐待といい、最高レベルのガスライティングである。

ナルシストが反応的虐待をやる理由


①被害者がキチガイで、不安定で、精神的に病んでおり、精神科にかかる必要があるという、自分にとって必要な証拠になるため。
②虐待は、虐待者(ナルシスト)自身ではなく、被害者のせいだと納得させるため。
ナルシストは、被害者を完全に支配下に置き、トラブルの原因はすべて被害者にあるとグルーミング・洗脳する必要がある。ナルシストは責任転嫁(blame-shifting)とガスライティングをして、被害者に一体何が起きたのか混乱させる。被害者はやがて自分の現実認識を徐々にナルシストの解釈に頼るようになる。それがまさにナルシストの望むところである。
③被害者はそのような反応をした自分に対して恥と罪悪感を抱くようになる。そしてあろうことか、加害者に哀れみすら抱くようになる。それこそが虐待者の究極の目的であり、これぞパワーとコントロールの極致である。

このようにナルシストの虐待者は、台本を逆転させ、被害者と自分のアイデンティティを入れ替えて、これまで起きたすべてのトラブルは被害者の責任であるとし、被害者に深刻な問題がある(something must be terribly wrong with them)と被害者に思い込ませようとする。

この手法は、信じられないほど酷い虐待であり、マインドコントロールの一種でもあり、被害者に極度の罪悪感や恥を植え付けるという、自己愛虐待の最たるものである。


動画タイトル:Reactive Abuse | was is it your fault?
反応性虐待はあなたのせいなのか?

作者:Danish Bashir先生

<要約>
被害者はよく罪悪感を感じ、「でも私も言い返したし。私もナルシストなんでしょうか?」などのように言うが、違う。
サバイバルシステムが発動したときの、普通の人間(ナルシストはそうではない)の自然な反応である。サバイバル機能が発動すると、人間は次の3つのうちいずれかの反応をする。①Fight (闘う)、②Flight(逃げる)、または③Freeze(凍りつく)である。
①「闘う」は、攻撃され続けたことに対する反撃であり、加害者に自分のやっていることを思い知らせようとするものである。あるいは、あまりにもトラウマを被ったり、苦しみに押しつぶされそうになっているため、加害者に対し、危害を加えるのを止めさせようとする必死の試みである。加害者は日々、被害者の魂を少しずつ破壊して、被害者の一部を殺している(chip away at your soul, killing a part of you)。それに耐えきれなくなった被害者は、神聖な激怒(sacred rage)が湧き出てきて、「ノー、おまえは私にそれをやってはいけない」と怒鳴ったりする。その姿は激しいし、時には醜いこともあるが、それはナルシストによる虐待という逆境的な状況において人間がする自然な反応である。

考えてもみてほしい。もしあなたがナルシストによって虎と一緒に檻に入れられたとする。あなたはナルシストに媚びたり、譲歩しようとしてもナルシストは逃がしてくれない。結局はあなたは自分を救うために自分を防御しませんか?誰しもそうするでしょう。人間として、我々はそのように状況に対処するし、そんな風に逆境を生き抜く。やめようとしないプレデターに直面したら、私たちは、相手に止めさせるために(※危害を加えるためではない)、自分の持っている力の限りを尽くすよう脳に指令される。

しかし、ナルシストはずる賢く気が狂っているので、あなたの反応を自分に有利に(あなたに不利に)利用するのだ。そして結果的にあなたの状況は悪化してしまう。

しかし、他の人(有能で論理的な人)ならどうするか?と考えても、その人たちも、もしあなたと同じ状況に置かれれば、同じ反応をするはずだ。
だから私の動画のこのトピックにはたくさんの共感コメントが寄せられている。よくあることなんだ。







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