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お金と時間と命の関係

#お金について考えていること

2022年あけあしておめでとうございます。noteの画面を開くと気になるテーマがあったので書いてみることにしました。普段は投資や節約の話が大好きな私ですが、もっと根本的なところでお金について考えていることがあります。

以前、何かで書いた内容を思い出しながら。「私にとってのお金とは…」

お金を稼ぐのには時間が必要

よほどのこと(たとえば物凄い資産家の家に生まれるなどのラッキー)がなければ、普通の人は学校を卒業するとどこかの会社に就職したりアルバイトをするなどしてお金を稼ぎ、生活をしていかなければなりません。年俸制なのか月給制なのか時間給なのか出来高制なのか、条件は様々ですが、いずれも自分の時間を切り売りすることに違いはありません。中には自営業という方もいますが、これも自分の時間を使ってお金を稼ぎだします。仕事とプライベートの区別がつきづらいぶん、会社員よりも仕事をしている時間が長いかも知れません。

お金を稼ぐには時間が必要ということは、自分の時間をお金に交換していることに他なりません。まさにTime is moneyですね。

時間と命の関係

人間の寿命は人により違います。残念ながら生まれてすぐに短い生涯を終える人間もいれば100歳を超える人間も珍しくはありません。これまでの世界最高齢が120歳程度。どんなに医療や科学技術が発達しても150歳を超えるようなことは当面の間はなさそうですから、長くても120年程度と言って良いでしょう。

人生が長いか短いかの違いはありその命がいつ尽きるのか誰にも分かりませんが、間違いなく言えることとしては、すべての人間にはやがて死が訪れるということです。

今私がこうしてnoteを書いている間にも、私は少しずつ死に近づいているのです。時間の経過とともに残りの命が減っていく。そう考えると、時間と命は本質的には同じものと言って差し支えないと考えています。

以上のことから「お金と時間と命は同じである」というのが、私の基本的な考え方です。ですから、お金を稼ぐということは、強い言い方をすれば「命と引き換えにお金を稼いでいる」とも言えるのです。

人間関係で気を付けること

前述した考えで生きていく上で、私が気を付けているのは人間関係です。
あなたの身の回りに次のような人はいませんか。

①あなたの命を奪いに来る人
突然物騒なことを書きましたが、どんな人でも自分の命を奪われそうになったら全力で逃げたり抵抗したりするでしょう。

②あなたのお金を奪いに来る人
詐欺師や借金の申し込みに来る人と訊いたら、これもほとんどの人は関わりたくないと思い、忌避の対象となるでしょう。

③あなたの時間を奪いに来る人
これはどうでしょうか。思い当たる人間が思い浮かぶ場合、その人と今後も付き合いを続けるのかどうか考えてみてください。

命を奪われるとかお金を奪われるとか、誰しもが「全力で逃げなければいけない!」と分かり切っているのはまだ良い(?)ほうです。選択肢は考えるまでもなく「とにかく逃げる」の一択ですから。

ところが時間を奪いに来る人については、よほど意識していないと惰性で付き合いを続けてしまうことが多いように思います。かつての自分もそうでした。自分が決して幸せになれない人間関係に多くの時間やお金を費やし無駄にしてきました。

直接的でないぶん分かりづらいのですが、時間がお金や命を同じであると考えると、時間を奪われるということは、お金や命を少しずつ奪われているのと同じことなのです。

約束の時間を守らない人、いらぬトラブルに巻き込んでくる人、周囲にいませんか。そういう人と本当は付き合いたくないのに惰性で関係を続けたりしていませんか。
もちろん、毎回遅刻をされても、その人といることでそれを覆すくらいの楽しい時間があり、あなたが幸せだと感じているなら何ら問題はありません。

また、上記のような直接的なことでなくとも、その人との人間関係において考えたり悩んだりすることに時間をとられて生活や健康に支障が出ている場合も、間接的に時間すなわち命を奪われていることと同じです。

限りある人生、豊かな時間の使い方をしたいですね。

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