4年ぶりのインド~ジャイプール4日目~その1
ジャイプールについての4日目は朝の散歩から。
ぶらぶらとホテルの周りを散歩。
特に何と言った目的もなく歩いているので、写真で何かを感じてください。(雑)
この日の昼はジャイプールの友人宅でのランチの約束がある。
朝の散歩
大人の女性はバンジャビスーツやサリーなど民族服が目立つ。
ジャイプールにはあらゆる生き物がいるのではと思ったり。デリーより猫も多い気がする。
牛や犬はもちろん、ラクダや馬や象も街中で見かける。
ナルガールフォートへと向かう道は夜は野生の虎や象が出る事があるから山歩きは禁止なのだそうだし。もちろん猿もたくさんいる。
そんなジャイプールをパートナーは動物園の匂いがするって言ってた(笑)
あながち間違ってはいない。
いざ、友人宅へ!
朝のお散歩から帰ると、友人から迎えに来るとの連絡が入った。
ご主人がクリケット選手だと言う友人の家はどんなところなのだろう・・・などと話をしながら散歩をしていたのだが、彼女の家は、ジャイプール市内のイスラム教徒が暮らす地域にあった。
「ここからはスペシャルエリアだよ。」と言われながら細い路地を車で入る。
車1台がやっと通れるような路地だ。余所者は入れない雰囲気がある。
私たちは家の前で車を降り、車は勿論旦那さんがどこかへ停めに行った。
入口に格子の扉がある吹き抜けのあるビルは、彼ら一族の所有らしい。
動画から切り取ったので写真が見辛いのだが、各階の住人によってまるで違うお家になっている。
この後コルカタでも友人の家を訪ねるが、よほどの豪邸じゃないと玄関の様なものは基本存在しないのかな?
吹き抜け周りの廊下に面した家(部屋)の前で履物を脱ぐ。
隣の部屋に行くときは裸足のまま移動してたりしたけどw。
先ず居間に通してもらったが、いきなり登場したベッドにちょっと焦る。
居間とベッドルームが一緒なのが庶民としては一般的らしい。
でも、庶民と言うには多分大分裕福な方だと思う。
ムンバイでガイドをしてくれた彼は家族でアパート一間だと言っていた。
勿論ムンバイの物価は住宅を含めインド一高いそうだが。
それにしても見事な細工のベッドとソファーだ。
床は天然石のタイルだね。カーペットも素敵♡
各階(各家族)それぞれドアも床も自分好みに設えてある。
ここジャイプールは宝石で有名な街だけど、宝石に限らず様々な石が採れるらしい。
さて、昼食。
友人がロールになったビニールを適当な長さに切り始めた。
ん?もしや?と思って「ソフラか?」と聞いてみたら「ソフラ」だった。
友人には、何故「ソフラ」なんて知っているのか不思議がられた。
カーペットの上に敷いた「ソフラ」の上に次々とお料理が運ばれてくる。
が、ここで忘れてはいけない事がある。
そう、今は実はラマダン月なのだ。
昼食に招待してくれたので、もしかして授乳中の彼女は食べられるのかな?なんて考えていたのだが、彼女も日中は断食中だった。
と言うことで運ばれてくる料理は全て私達二人のための物だった。
食べきれるはずはない‼
それぞれ少しずついただく事にした。
でも多分どれも美味しかったのだと思う。
少なくとも苦手なものはなかった。特にPakodiは結婚前の彼女が日本でも作ってくれたお料理だ。日本では材料をハラルショップへ買い出しに行った。
そう言えば、結婚しても、こどもを産んでも彼女はあまり太っていなかった。インドでは結婚したら、旦那がその甲斐性を見せるために奥さんを太らせるものだ。と聞いたことがあるのだが、彼女は美の方を優先させたのだろうか。
「パパド」は好きか?と聞かれたので好きだと答えたら「パパド」の食べ方を教えるからと台所に案内された。
大丈夫!パパドの食べ方は知ってるよと思いながら、台所見たさについていく。
実は元々のこの写真の右下にメイドの子どもが写っている。
以前聞いたときに、食事は自分たちで作るが、洗い物はメイドが行うと言っていた。
食事を作る人は洗い物をするメイドとは違うカースト(職業)の人らしいし、「口に入れるものは自分で作る。」とも言っていた。
そして、大抵どこの家にもメイドのような使用人がいる。
彼女はまるで彼がそこにいないかのように振舞う。それはいつものことなのか、私がいるからなのか、私には前者のように感じられた。
それは、馴染みのない私にはとても違和感のある景色だったけれど、これもまた、紛れもないインドなのだろう。それぞれがそれぞれの生を生きている。
デリーに暮らすインド人の知人は田舎だけだと言うけれど、職業カーストはしっかり存在していると思う。婚姻もカースト内で行われているように見える。苗字を言えばその一族の職業がだいたいわかる仕組みになっているのも、そのせいだろう。
バイクが停まっている路地を私たちは昼食前、車で入ってきたのか~すごいな。
干してある洗濯物は人の気配が感じられて好きな風景の一つだ。
それにしてもの干し方だけどね(笑)
さて、長くなってきたので続きはまた。
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