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私がベジタリアンを辞めた訳(前編)【2020/8/18公開】

編集後記:

私の人生の10年間の体験談と想いの変化をお話ししておきたかったので、動画にまとめてみたらこうなりました。長すぎて、前編・後編に分けざるをえなかったのですが、この動画、YouTubeさんに気に入られたようで、公開してから2ヶ月経っても日々30ビューしっかり頂いてます。(YouTubeのアルゴリズムはすごい!)

ちなみに、初めて(念願の?)ヘイトコメント?もいただきました。笑  【炎上覚悟】と宣言しておきながら、売られたケンカ、逆撫でせずよけちゃった…

台本:

20代のほとんどをベジタリアンとして過ごした私がベジタリアンをやめた訳。

ベジタリアンやビーガンというワードがなんとなくブーム
(日本でも聞くようになった)

ガチのアスリートがベジタリアンでOK?
(全然OKです。ってか、食べなかったのは家畜系だけ)
(ビーガンでも大丈夫?きちんと勉強すればOKです。)

もともとベジタリアンになったきっかけは、割と浅はかで
ー自炊を始めたカナダには薄切り肉がない、1回(1食)あたりに食べる肉の量が半端ない、
ー肉の食べ過ぎは体にもあまり良くない、アスリートに必要なタンパク源は魚、大豆製品、卵や乳製品で十分取れる
ですが、
途中から、お肉がなぜこんなに安いのかに疑問を持ちはじめ、利益を追求するお肉作りが環境破壊を進めていることを知り、どちらかというと、ボイコットするようになった、という流れです。

さて、今日の内容ですが、そんな私が、なぜベジタリアンをやめたのか、こんだけ前置きを長くすれば気になると思うのですが、

本題に入る前にまず断りを入れておきます。
この動画はあくまでも私個人の知識と経験を元にした内容になりますので、特定の思想を持った人達や団体を批判するものでは決してございません。できるだけ中立の立場を保ってお話しするつもりですが、個人的な意見や思想を含む場合がありますが、決して、ことの良し悪しを押し付ける意図はないことをご理解ください。


今日はベジタリアンやビーガンが良いとか悪いとかの話ではないということを明確にしておきます。
どちらかを勧める訳でもありません。何を食べるか食べないかは最終的に本人の自由です。
どちらかを決めることも必要ないと思います。私はまだまだお肉の入っていない料理をたくさん食べますし、ビーガンの料理も食べます。

ただ、ひとつ学んで欲しいのは、ベジタリアンだから体に良い、とかビーガンだから環境に優しいっていう思い込みは無くしてもらいます。
理由は簡単です。地球上全ての肉食の人が悪い訳ではないし、ベジタリアンやビーガンだからといって、体や地球環境に優しいことをしてるとは限らないからです。

という訳で、ある程度敏感になる人もいるトピックではあるので、今回の動画では、細かいことや難しいことの話よりも、「あんまり考えたことなかったわ〜」っていう人向けにお話ししようと思います。
今日の動画のゴールは、少しでも、口に入れるものに対して関心を持ってもらうこととです。忙しい毎日なのは承知しています。でも、食べ物は大事です。

それではいきたいと思います。


私がベジタリアンをやめた理由は、大きく分けて2つあります。
単純に、肉を食べないことだけで解決できないことを悟った

1肉を食べないという選択=必ずしも環境に優しいではない
2肉を食べない=埋め合わせで他のものをたくさん食べる=必ずしも体に優しい訳ではない


大きく分けてこの二つです。
私は、この二つの事項(自分や人の健康&私たちの身の回りの自然や地球環境)に関しては、とっても大事にしている部分です。
あくまでも、自分のできる範囲です。無理はしません。
私も100%からは程遠いですので、こんなにやってます!みたいなことを誇張したい訳でもなく、何もやっていない人を責めたい訳でもありません。
ただ、少し見直す時間をとって、無理せずできることをして欲しいなという願いはあります。
その、「無理せずできることをする」に関して、私はこの2つの事項に関しては、共通点があると思っています。
それは、歳をとる事に関心が高まるということです。
健康に関してはなんとなく分かりますよね。
・回復力が少しずつ落ちたり、
・加齢による体の変化が気になって関心を持ち始めるといった感じ。
環境の配慮に関しても似てると思うんですよね。
ほとんどの人はなんとなく大事と分かっていても、人生や生活にある程度余裕が出てこないと具体的な対応策を行動に移せてる人って少ないと思う。
若い時ってやっぱり自分のことでいっぱいいっぱいの人多いです。

健康に関しても環境に関しても、やらないといけないの分かってるけど、「できなてない」とか「足りない」っていう自己嫌悪に陥るのではなく、なんでもそうですが、**焦らずに少しずつ成長していけばいい**、意識や関心が少しずつ育まれていけば良いなという思いで話しています。
あくまでも、「今の自分が無理せずできる範囲」を心がければ、やれることは必ず増えていくはずです。
なぜ健康と地球環境なのか
それは、両方無限大ではないからです。
分かりますよね。
でも、お金になるのは?世の中の大多数の人の欲を満たすものは?
必ずしも健康な食べ物ではないし、ほとんどの場合は環境が破壊されながら作られたものなんです。

例えば、外国産のお肉(大抵は安いから買いますよね?)は、出来るだけ効率よく、できるだけ利益を追求して作られます。「作られる」という言葉をあえて使ってるんですが、その理由は、家畜である動物がほぼほぼ生き物として扱われない、商品になっているからです。これは、お肉の値段が安くなる(すなわち需要が増える)ほど状況は悪化します。状況というのは、家畜の飼育環境はもちろんのこと、そのお肉の生産の一連に関わるです環境破壊のことです。木を切って農地の開拓するだけでなく、家畜に食べさせる大量の食べ物が必要なことや、家畜がうむゲップやおならや汚物の温室効果ガス(CO2)を産む、みたいなこと聞いたことないですか?これは、「工業型畜産」と呼ばれています。
最初は肉だけと思っていましたが、農作物も同じ仕組みだということを学んだんです。

特に最近では、植物性=ヘルシーみたいなイメージが植え付けられた**のもあって、安物の植物性油とか偽物の砂糖(加糖ブドウ糖液糖)、を作る為の農地開拓で環境破壊がどんどん進む。動物の飼料にするための安い穀物がバンバン作られてます。
大雑把にいうと、安さ目当てだけで作られているものが健康な訳ないし、環境保護にも繋がっていない、、、
それがベジタリアンをやめた理由でした。

本当に大雑把に結論だけ話したので、議論の余地はたっぷりなんですが、
今回は、私個人がベジタリアンをやめた理由というお題でしたので、私がベジタリアンだった約10年間でどういう風に思考の道筋を辿ったかというお話でした。

次回の後編ですが、私がベジタリアンをやめてから、どういった思想を基にしているのかをお話しします。

基本的には、健康とマザーアースが大事なのは変わっていません。
そして、「今自分にできることをやればいい」というのも変わっていません。
私にはできないと思うか、思ったより簡単にできると思うかはあなた次第です。

乞うご期待ください。



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