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脳のジレンマ【2020/6/16公開】

編集後記:

ここらへんの内容は喋り出したら止まらない。本能と理性の話って本当に面白いんです。みなさんが思ってる以上に私たちって、まだまだ「動物」なんですよね。ってところの触りを大雑把に。本当はもっと触れたいホルモンのことなんかは、今回の動画ではほとんどカットしました。

台本:

「脳のジレンマ」思った通りにいかないのは本能に勝てないから。

なぜ、お腹がすいた、に勝てないワケ。
結論から言うと、絶対勝てません。
頑張ってカロリー制限して運動でカロリーを消費しまくっているのに、痩せないんです、、、実際によくよく起こる現象ですが、これも、不思議に思っている方、多いのではないでしょうか?
理にかなってそうなことでも、結果は思い通りに行かないことってたくさんありますよね。
なぜこういう現象が起きるのか、
この動画を見終わる頃には理解していただけると思います。

理性だけに頼っていると、Happyにはなれないよ、という内容なんですが、
知識がないと始まらない部分のお話です。
今日の内容ですが、興味を持つ持たないで人生に天と地の差が生まれるトピックなので最後まで、よく聞いてくださいね。

まず、脳みその話から入ります。脳みそと言っても、最初に述べた現象はなぜ起きるのか、という部分をわかりやすく解明していきます。
脳科学自体すごく面白いですが、興味のある方は、脳科学者から勉強してください。
私は、トレーナーですので、体に変化をもたらしたい方々(お客様)と接することが圧倒的に多いため、そういう方々に当てはまるように、響くような伝え方を常に考えてお話をしているということをご理解ください。難しいことは省いて、印象に残ったり、わかりやすいということを重視しています。

脳は、理性・感情・本能
感情と本能は出所が一緒で、強烈なタッグを組んでいます。この最強チームに、理性が勝つことは難しい(鍛錬で鍛えることはできるが、難しい)
本能とは、生命の維持や子孫を残すことに直結しているもの。
理性は、生きてきた上で学んだことをベースにして判断する能力。
脳は外部で起きていることも、体の内部で起きていることも全ての情報が運ばれる場所です。
考えずにできる反応は本能が面倒見ます。反射、とも言えます。
考えないといけない反応は理性が面倒見ます。主観ではありますが、自分の中で最も客観的に認知、判断をします。反射、とまではいきませんが、(習慣)オートになるまでは時間がかかります。

人間と動物の違い
ー高度な脳機能のおかげで、体の声を聞けなくなった。
ー疲れているのに休まない(長くは続かないが)
ー痛みを我慢できてしまう(長くは続かないが)痛みに強い人
ー心の痛み・辛さを外に出さずに常に笑顔で接する、など。
この、ファンクション(機能)のおかげで、外から見ると秩序のある高度な社会生活が実現しているワケですが、
個人レベルでは、、何かと、思っても見ないと言うか、起こって欲しくない結果に繋がることは、自分や身の回りで、体験していると思います。(元気だと思っていた人が、急に病気で倒れたり、いつも笑顔と思ってた人が実は心が病んでいた)
さらに、この高度な部分は、例えば認知症など脳の機能が落ちてくると、真っ先に失っていくものでもあります。
やはり、生存本能が勝るるワケです。

この本能が強烈に力強い理由は、もうひとつあります。
それは、私たちが自らの意思によってコントロールできない生理の調整作用がオートで作動してしまうことにあります。
これも、本当は生存するために必要なものですが、理性の合意なしで、意見の一致なしで勝手に本能がスイッチを押すので、不便と感じることも多いでしょう。
これが、いわゆる「ホルモン」と呼ばれているものです。
ホルモンの作用は、
ー成長させる
ー壊す(分解)
ー取り込む(ためる)
ーエネルギーを作る
などの役割があります。
全てのホルモンは、生存においての役割があります。
全てのホルモンは、体の中身のバランスを保つ為に分泌されます。
生存することが第一優先で必ずしも、あなたが求めているものではないかもしれないですよね。
生存の邪魔をしまくった生活をしてると当然ながら、乱れてきます。
乱れはよくないですよね。

太ったり、痩せすぎたり、女性だったら生理痛、生理不順や更年期障害が酷くなったり、イライラしたり、慢性疲労、人間不信、骨粗しょう症、甘いものが欲しくなるのも、ホルモンの仕業です。

まだまだ、ホルモンによって調節されているものはたくさんありますが、
理性でコントロールはできません。

と言うことは、この生存本能とどう平和を保つか、どう共存するかと言うのが、幸せに生きる最大の鍵になると思います。
思った通りにならなければならないほどストレスがたまるからです。
ストレスは、あまり溜めたいものではありません。

共存するには、まず意識改革が必要です。
生存本能は、決して敵ではない。
大切なことを教えてくれると捉えましょう。
無理しない、疲れたら休む、栄養のある食べ物を食べる
全部教えてくれています。

その声に少しでも耳を傾けることができると、体は喜ぶだけでなく、
いろんな機能が正常化していくんです。
食欲が正常化
ストレスホルモンが減る
イライラしない
変なところ(お腹周り)に脂肪を溜めない

代表的なホルモンの意図を理解すると、大部分はコントロールできるようになります。
でも、コントロールは理性的なものではなくて、やっぱりいろんな場面でストレスを減らす努力をしないといけません。
バランスの取れた食事や、睡眠、適度な運動、人工的なストレスを減らす、
このようなことで、ホルモン分泌もバランスが取れ、穏やかになってくれます。
ホルモンはバランスが命ですからね、多ければ良いとか、少ないほどいいとかそう言うことではありません。

今回は、具体的なホルモンの話はしませんが、需要があれば、また数回に分けて、説明していきたいと思います。ホルモンのことは、調べればすぐに答えが出てきますが、ただの生理学の授業にならないように、みなさんの為になるようなお話を心がけていますので、楽しみにしておいてください。

今回は、本能をもうちょっと尊重しましょう、と言うお話でしたが、
もちろん秩序のある社会生活を営む上ではバランスを取らないといけないことや、
本能や感情を表に出さない方が良いシーンもたくさんあるとは思うんですが、
体型や見た目を変えたい場合は、生存本能を理解しないと、体は思い通りには反応してくれませんよーと言うお話でした。

ダイエット、肉体改造、体力づくり、健康維持、病気の予防、
こんなワードが好きな方はホルモンを理解することは、ぜええエッったい避けれてはいけません。

動画リンク

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