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知らなきゃ損するカロリーの話①②【①:2020/7/7公開 ②:2020/7/16公開】

編集後記:

全部ひとつの動画に納めようと思ったらとんでもない量?長さ?になるので、2つに分けました。伝えたいことは山ほどあるし、脱線グセがあるのですが、頑張って、今回は触り、さわり、サワリだけ!!と自分に念じながら。。。

ちなみに、台本は①の方は消えてしまったようで(泣)②の台本になります。①はカロリーとハイブリッド車を比較していますので、気になる方は動画をご覧くださいませ。

台本:

カロリーの話②ジャンクを食べたら痩せれない、不健康になる本当の理由。

今日は、工場の生産ラインと比較。

前回はカロリーをおさえても、絶対に痩せれませんと言う話をしました。
一時的に痩せたとしても、カラダの恨みはリバウンドとして必ず返ってきます。
どうしても食べたいものであれば、食べても構いませんが、
なんで痩せないんだろう?とか、なぜ結果が出ないんだろう、とか思わないようにしましょう。
そして、さらにさらに、カロリーをジャンクフードから摂っていると、さらにさらに損をする、本当の理由に気づいてもらえるところまで持っていきたいと思いますので、最後までお付き合いください。
画面に釘付けになる必要はありません、聞き流しでも良いので、想像力を高めながら聞いてくださいね。

ではまず初めに、


ジャンクフードとは何か
・ただ単にカロリーが高いものがジャンクフードとは限りません。
今日のジャンクの定義は、英語で、エンプティカロリーと言われる食べ物に限定しようと思います。
*エンプティとは英語で空という意味ですが、空のカロリー=カロリーがないという意味ではないので注意して下さい
*栄養素が空という意味で使われています。
カロリーは高いが栄養価が低い!食べ物がエンプティカロリーです。
一番効率が悪いやつです。ダイエットしてるとしたら、一番あかんやつですし、
仮に、よく運動するから燃やすし大丈夫〜みたいに思ってる人でも、出来るだけ避けたい理由はたくさんあります。
この、エンプティカロリーが占める割合が多ければ多いほど、あなたの体は悲しんでいる、ということを頭の片隅に置いておいてください。

ースナック菓子
ー菓子パン
ージュース

では、栄養価が低い!ってなんとなくわかっているとは思うんですが、
栄養とは何か、おさらいしておきましょう。
私たちの体は生きていく為に、食べ物から2種類の物を受け取っています。
一つは、燃料、もう一つは材料です。
動く為には燃料が必要ですし、カラダの全てのパーツは少しずつ日々作り替えられていっていますよね?
で、私はよく、体は生存ファーストでできている、という話をするのですが、
生存ファーストでは「燃料の確保」が先です。最終的に燃料がなければ死んでしまします。なので、燃料は絶対です。燃料は食べるものから基本確保するのですが、
食べるものから入ってこなければ、カラダの中で作り出すこともできます。
前回のカロリーの動画で説明したように、筋肉に蓄えられているグリコーゲン、体脂肪を燃焼したり、最悪の場合筋肉そのものを分解して燃料にすることもできます。
では、ある程度不備なく生きていく(ある程度健康で)為に必要な物は体をパーツを入れ替える(作り替えるる)為にカラダが必要としている材料や、その作業を円滑に進めるための、補助的な役割をする物で、これはカラダの中でリサイクルなどを駆使して作り出す事ができるものもあるのですが、基本的には食べ物から摂取するのが原則です。
これは、炭水化物と脂質以外の栄養素。タンパク質、ビタミン、ミネラル、水です。
本当は、厳密にいうと脂質にもカラダのパーツの入れ替えのためにとっても重要な役割を果たしていますので、「材料」の部類に入れるべきなんですが、脂質にも種類があって積極的に取りたい脂質と摂りたくない脂質があって、ジャンクフードに含まれる脂肪分は間違いなく悪さをする方の脂肪分なので、今日は「避けたい」部類にしてます。
脂質に関しては複雑かつ重要なのでまた別動画で説明したいと思います。

という事で、私たちはこの6つの栄養素を食べ物から取り入れているわけですが、
ジャンクフード、というものは、燃料にはなり得ても、カラダの入れ替えに必要な栄養素が圧倒的に欠けている物なんです。
 
では、それがどういう事か、具体的に想像できるように工場の生産ラインに例えてみます。
ベルトコンベヤーに材料が流れてきます。
ポイントポイントで行う作業があるわけですが、
このステーションでは、材料を同じ長さに切って
次のステーションでは、釘を10箇所に打って
次のステーションでは、ペンキを塗って
いろんな工程がありますと、
何かを作るという事が成り立つには、材料があって、作業ラインの機械を動かす燃料が必要で、さらに作業ラインを円滑に進めるためのプログラミングやメンテナンスが必要になってきます。
これら全てが満たされて、初めて満足のいく品が作られるわけで、
どれかひとつでも欠けると満足のいく品は出来上がりません。
燃料がなければ機械が動かないし、材料が流れてこなければもともこもありませんし、機械のメンテナンスや掃除をしてあげないと、品質っていうものは落ちてきてしまう可能性がおっきいですよね。

さて、工場の生産ラインのように「機械」に物事を任せてしまうと、最終的に生産できる・できないの2択ですよね?
でも、この生産ラインを例えば一人の作業員が全て手作業で行ったとしたら、答えは2択ではなくなるんですよね。
材料が少なくても、パーツが足りなくても、燃料がなくてヘロヘロでも、
時間がかかってもなんとかやりくりして、最終形を作り出そうとします。
これが例えばイスを作る生産工場だったとしたら、いつもよりやすい材料を使ったり釘を本当なら10本打つべきとろを3つにして、とりあえず形だけイスっぽく見せたり、できるわけです。でも、どうでしょう?
その椅子にはたして人が座る強度があるのか?とか、長持ちするのか?とか考えたら、疑問ですよね?
質の良い日本製のものと、見た目だけそれっぽい物ってそういう違いがあったりしませんか?
で、あなたならどちらを選びますか?
私たちの体は、きちんと栄養素を取れば、高品質の作り替えができるようになっている、優れものです。
大雑把にいうと、材料は主に*タンパク質、そのタンパク質が何に作り替えられるか、スピードや質をアシストしてくれるのが、ビタミン・ミネラルそして忘れてはいけない水なのです。
これらが十分にある時とない時、結果は歴然としてますよね?

で、ジャンクフードには圧倒的にこれらの栄養素、燃料以外のものが欠けてると言いました。
あなたが、作る側の身となって考えてみてください。
栄養、材料が入ってこなかったらイライラしませんか?ストレスになりませんか?
社長から、作れ!!!という命令があるのに、作れないわけです。
毎日3食腹一杯食わしてやってるのに、作れないとはどういう事だ!
って言われたときにゃぁブチ切れそうになりませんか?
いつか我慢の限界がきますよね?

エンプティカロリーとは、こういう事です。
お腹一杯になったと思っても、実際の栄養が入ってこなければ、体はとっても我慢強いですけど、いつかはブチ切れて逆上しますよ。
「栄養があるない」はお腹が満たされる、とは全くの別物だということはシッカリと理解しておく事がとっても大事です。


美味しいから、とかハマっているから、とか心が満たされるとか、
それだけの理由でエンプティカロリーについつい走ってしまう人は、
今日の内容を少し考え直してみると、少しずつ卒業できるはずです。
せっかくいろんな食べ物が手に入る世の中です。
ジャンクフード以外にも美味しいものとか満たされる物ってたくさんたくさんあると思うんですよ。
一番簡単に、少しでも栄養価を上げる食べ方をしたい!というのであれば、まずは食べ物の色を増やすことをお勧めします。
要するに、出来るだけ天然、自然な色をしているものを少しでも増やせば、自動的に栄養価を少しでも上げる事ができます。
私たちが1日、1食に食べれる量って限られていますよね?
ポイントは、少しでも栄養のある食べ物の「比率」を増やす事です。
これを機に、自分が好んで食べているものの栄養価について考えてみてはいかがでしょうか!

今日のキーワードはエンプティカロリーでした。
エンプティカロリーを少しずつ減らしていけるといいですね。

動画リンク:

知らなきゃ損するカロリーの話①

知らなきゃ損するカロリーの話②

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