この不確実性の時代に、小島健マインドで生きるというライフハック

"最近の新入社員は初めから転職を視野に入れているそうです"と、お昼のニュース番組で報じられていた。ああ新年度か、と私は気づく。
コメンテーターは続けた。
"まあ不確実な時代、世の中ですから"。

変動しやすく不確実で、複雑で、曖昧な時代。多様な幸せが認められることはいいことだけれど、各々が自分の幸せを定義することを迫られているような、そんな不自由さを時々感じもする。幸せに、定義も条件も必然もないのに。


うーん、生きづらいな…
ふと思う時、私は彼を思い出すのだ。



生まれは北海道、育ちは沖縄、
これ、全部嘘ーーーーー!


の、自己紹介でお馴染み?の彼。(右)

目力と綺麗な口元が印象的なビジュ強ナイスガイ。イケメンというよりハンサムという言葉が似合う、Aぇ! groupのリーダー、小島健くん。
彼の独特な振る舞いは、私に"不確実な時代を生きるために必要なマインド“を教えてくれている。


1.堂々と、意味のなさを誇ろう

そもそも自己紹介で"全部嘘"、だなんて、最初聞いた時おったまげましたよ。確かに自己紹介で本当のことしか言っちゃいけないなんて勝手な思い込みですからね。嘘ついてから嘘と明かすまでも短すぎて、本当になんの生産性もない数秒間である。

圧倒的強ビジュから、圧倒的に意味のない言葉が全力で発せられる。この清々しいまでの意味のなさが好きだ。
彼自身最近あまり言わない気がするけど、定期的にこの自己紹介を心の中で言ってみる。どんな局面でも、忙しくて余裕がなくても、自分らしく堂々とした気持ちを取り戻せる気がする。


2.不確実なボールを自ら投げ込んで

それから。
そもそも彼は"不確実"そのものを演出したい人である。何かにつけて、何か計画外のことかましてやろうとイタズラっぽく笑う彼はひときわ魅力的だ。

常識も理性もちゃんと持ち合わせているくせに、ここだと決めたら"予定調和なんて、くそくらえ!"の精神。2/18の配信のときも、長すぎる!と言われて3つから1つに絞ったネタを本番で増やそうとしてメンバーを焦らせ怒られていたっけね。


この前のAぇTubeリチャくん年表回でも、彼の発言は誰かに無茶振りをしたり(主に佐野くん)、未来の話であったりすることが多い。ここまでわかりやすく未来志向なキャラクターってなかなかいないと思う。

それが面白いかどうかはさておき、彼に投げ込まれた"不確実"は彼自身や周りの人(主にメンバー)が普段使えない脳細胞を活性化させることにつながると思うんだ。緊張感を持ち、不穏とワクワクを抱き、咄嗟の瞬発力で最善の対応をする。それって実はこの時代を生きるためにとても重要な経験と思考の癖なのではないだろうか。

彼ほどはできないかもしれないけど、私も楽しみながら未来に不確実のボールを投げられる人になりたい。そして不測の事態や計画の変更にイライラしてしまいそうな時、私の人生にも小島健がいるわ〜鍛えられてるわ〜と思えるようになるといいなぁ。どうかな?


3.不確実性こそ愛し、支える

そんな彼の不確実性を楽しむ姿勢はそのまま、後輩への慈愛としても随所に見てとることができる。
小島くんはとにかく後輩思いで面倒見がよい。そのイメージは元々あったのだけれど、この前のラジオ番組での一幕にその本質が垣間見えた。

生放送お馴染みのコーナー、こじけんの天気予報。いつものBGMをはい止めて、とまた何かを企む小島健。これくらいよくある…と思ってたらまさかのスタジオ見学に来ていた後輩・角くんに天気予報を読ませる、と宣言。

角くん自身も聞かされていなかったようで、原稿を読みあげる姿はまあフレッシュだった(半分ネタかもしれないけど)。そして間違えた漢字を1つずつ訂正して教えてあげる小島健の優しさたるや…!あまりに声が優しくて惚れそうだった。教育者リアコなのか彼は。

でもなんか、決して上の立場から教えてあげよう育ててあげようという気持ちではないんですよね。彼自身が後輩という不確実性の塊みたいな存在をめちゃくちゃ愛していて、その不確実性、裏を返せば可能性を自分の手でもっともっと大きなものにしたいというモチベーションな気がする。さっきの角くんの件しかり、その前に語っていた"とにかく攻めろと伝えた"、後輩への演出面での指示しかり。

その前の週のカンバリかなー、"違うと思ったら頭ごなしに否定せず自分の意見として伝え、採用するかどうかは委ねる"、"良いと思ったらそれを再現できるように言語化して伝える"。
教育者の神なんか。ライフハックでもなんでもなく普通に学びとして心に刻ませてもらいました。すげえよ小島健。
ここまでできたら理想だけど、難しそうなのでまずは愛することから始めたい。



Aぇ関連のニュースや供給が多かった今週、私の心に1番残ったのは、なぜか小島健でした…と言うことからこんな記事を書いてみたくなりました。

いま、5.15という確実な栄光に向かってYouTubeチャンネル開設とかシングル詳細発表とか、着々と進んで見えることが嬉しい。
しかしこれから良くも悪くも色んなことがあり、成功とか失敗とか勝手に世間から評判されることも避けられない。そう考えると怖い。

でもAぇならきっと大丈夫、ファンである私もひるまず、予測不可能な困難も一緒に楽しむんだ、それが幸せなのだ、と軽く心に誓ったりしたのでした。

彼がリーダーで、良かった!

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