嵐の話をしよう
(´・∀・`)(`・З・´)(‘◇‘)(.゚ー゚)ノノ`∀´ル
25周年おめでとう!
嵐について語る時、いつも好きを語りたいのかただエモがりたいのかわからなくなってしまう。あまりに自分の奥底に根づいちゃって、自分だけのローカルな思い出と分けられなくて、何をどう発信していいかわからないのです。
一方で同じように過ごした人たちが全国、時代を問わずきっとそこかしこにいて、特に昔はメディアも限られていたからさ、結構マニアックな話も共感して受け入れられてもらえそうなんですよね。カラオケで友達とファイトソング入れる時は、「えっとどのライブのバージョンで行く?」とまず確認する、そんな私みたいな人、ほらそこのあなたです。
あなたと語りたい。
それが嵐。
This is 嵐。
今回MVの数々がわっと見れるようになったのは嬉しいです。不思議ですよね 、5×10も5×20もMV集は持ってて穴があくほど見てきたのに印象が違う。いつも目にしてる現在の他の推したちと同じ条件で見るからこそわかる良さもあるのかもなと思いました。過去コンテンツを出してくれるからこそ時代変化のわびさびがわかり、その中にある普遍の一端なんかにも気付けたりします。
前置きが長くなりましたが、それでは行きましょう。嵐の、ここが好き☝️!※好みが櫻葉と2010年前後に偏ることを予めご了承ください。
1.曲がいい!
特に私が好きだった時代のJ-POP全体がそうだったのかもしれないんですけど。嵐の曲って歌う本人が感情移入しすぎないのが良いんです。主人公というより語り手スタンス。
「夏の名前」って言う結構壮絶ドラマな歌があります。彼女と一緒に街を出ようと最小限の服だけ詰めていざバスに乗ろうとすると相手がいなくて…っていうね。これをどこか他人事のようにただ爽やかな音楽としてさらっと歌う。ここで彼らが歌ってるのは、「主人公の感情」じゃなくて、そういう「季節」なんですよね。これが素晴らしいの。表現力が心情そのものではなくて、その時の風や温度感、太陽の眩しさ…みたいなものに出る。だから大衆的な聞き馴染みはいいのに、いざその世界観に思いを馳せるとハッとするんですよね。この点において、今個人的に思い当たるアイドルグループはいないです。
そもそも季節と街を感じる曲というのが、これも本当に時代なんだろうけど減った気がする。
嵐で言うと名曲Oh yeahもそうだし、あと初期のEYES WITH DELIGHTという曲も私好きなんですけど、主人公の心持ちと街の情景のリンクがとにかく綺麗で。ポジティブな感情のときに感じる街や季節も味方であるような感覚、逆にネガティブな時は街にそっぽ向くようなやるせなさ。あとは電車自転車バス…と乗り物がストーリーを作るのも印象的です。
そしてその表現力の中心にはやっぱり大野くん。彼の、すごく歌上手いんだけど上手いということに全然意識が向かないくらい周りにすっと融合するすごさ。他の4人とどうかけ合わさっても雰囲気を加える。それくらい澄んでいる、のに七色の響きを含んでいる。1人だとどこまでも美しい憂いがある。seasonとか。あーseasonいいよねぇ(1人盛り上がり)。
一方で、この夏の名前もそうなんですが、櫻井くんのラップが真正面から感情を語ってくれがちなので、曲が締まります。
サクラップ、いいですよね。最近K-POPを好みつつ思うんですけど、日本語って母音をはっきり発音するからかラップに向かないんじゃないかと思うんです、だから日本語を無理やり勢いよく詰め込むとなんか違和感がある。その点櫻井くんのラップは肩に力入りすぎず、日本語の語感を大事にした純文学という感じがして好きなのです。
ちなみに声の話は過去してました。
よかったら。
2.ダンスがいい!!
これも時代かなと思いつつですが、改めて今のアイドルって本当に全力で踊るなあと思いました。特にダンスを売りにしてなくても。
昔の嵐を見て思うのは、ダンスめっちゃ上手いけど、そのモチベーション?が振りのシンクロ率とか群舞!とかそういうのじゃないんですよね、よく言えばダンスに余白があるなと。個性を出す余白というか…いや個性を出す、という考え方がそもそもおかしいのかも。もはやダンスは「その人らしい仕草の延長」。
もう見て。これ。
ダンスが映えるMV部門個人的第一位です。たしか屋良くん振り付け。嵐って苦手なダンスの分野ないよなーということに今更感動しつつ、個性の大爆発っぷりに見入ってしまう。
(以下スーパー相葉語りタイム) 私は「ダンスのラインが綺麗な人」を好み、それはしばしば脚と手の伸ばし方、みたいな身体のラインを意味するんですが。
相葉さんは違うんだ……身体そのもの以外のところに身体の軸があるように感じさせるダンスをするの!!!あっ力入りすぎて太字になってしもうた。
相葉さんってスタイル良いうえに人より振り付けの動き出しが結構早い。それで身体の中心から外、またその逆と、鞭のようにしなりながら動くので、身体を軸にしているというより、身体の動きで見えない軸を作ってみせるということをやっているんじゃないかと。だから人より音を取るのが一見早くても全体的な動きとしては「早い」じゃなくて「大きい」んですよ。じゃなーくて♪っていう相葉さんのソロありましたね、今思い出しました。じゃなくてよりはマジカルソング派です。あの衣装に似てるシャツ、ヘップのWEGOで探したなーほらすぐ思い出でてきちゃう(自重)。
相葉さんの動き出しの早さ、これもわかりやすい↓ ※ただ早いときもある。
ちなみに櫻井さんは振り以前に立ってるだけで泣けるほどかっこいい時あるからな。サッカー出身独特のやや外股な感じがたまらんすね。ビジュとファッションも含めてWe can make itを推します。スキニー×黒ブーツの3大爆イケハンサムは、櫻井翔・ジョングク・末澤誠也です。異論は認めます。
3. ビジュがいい!!!
これはもう言葉にしようがありませんが、画質の壁をこえるってすごいよなと感動したので敢えて章立てしました。
だってだってだって
櫻井翔ってかっこよくない時代ないんだ?
って思いませんでした?
(黄色い涙のときくらいじゃないですか←)
どの時代を、今、どの界隈に出しても自信あるもんなあ我らのチェスト櫻井。1番好きなのいつかなあ太陽先生もバンビもいいし、襟足長い時もいいよね……これで深夜番組でパンスト被ってたんだからさあすごいよね……
いやもちろん相葉さんも(相葉担だからね)、今見て、全然新しい気持ちで、かっこいいな、好きだな?!?!って思うからね。ちな相葉さんは今に近いマッシュセンター分けになってからもう一度恋してます、既に。一時期フェードアウトして活動休止発表を機に慌ててはまりなおしたんだけど、相葉さんは本当にずっとずっとビジュが尻上がりに進化していて感動したことも記憶に新しい。
あとはトークも好きなんだよ、月曜深夜を経て、ゲストを交えた派手な企画時代を経て、成熟した彼らの国民的内輪ネタ回帰?がとても好きだった。VSのオープニングトークやクイズ松本潤、嵐ツボが好きだった、全部フジか。
彼らの全盛期にYouTubeがあればなと思いつつ、あったらこうはならなかったんだろうか。
はあ好き。
ほらもう止まらなくなっちゃうからさ…
でも本当全然言葉を尽くしてもカバーできないし、いやいやもっとあるでしょ!って読んでくださってる方も思うと思うの。
もう尊さの輪郭なんかとれないのよ。
でも嵐の話ができて嬉しい。
私の中でいつまでも思い出に根ざす嵐、今の推し活とは切り離された立ち位置にいるからSNSで時に賛否両論巻き起こってるの見るのが逆に現実味なくて変な感じだな。
だから、何も考えずいいたい。
5×25おめでとうございます。