本日もせっせと成分を摂取しては、
夭逝した彼を想う、
何故こんなにも腹が捩れる位に涙を流してしまうのだろうか、
そうそう、
ここには、
そんな希望など隠されていない、
隠居してからというものの、
私は、立場を弁えて、
恐ろしく静粛に過ごしていたのだ、

一匙の湯を私は飲み込んで、
朗らかに、
ただ朗らかに、

電話が鳴る、
久しくそんな経験などしていない、

手に取った時、
全てが壊れた心地がして、
しかし、
漸くの想いを感じた、
私は、
大きな物を贏ち得た、
終焉、 
矢張り私は烱眼を持っていた、

蛞蝓が地面を這う、
素敵だ

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