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カネコアヤノ ライブ メモ

概略

2023/05/20(土)、新潟テルサにて。仕事終わりの彼女と合流してから物販の列へ。Tシャツは元々購入するはずだったけれども、隣に置いてあった3匹の猫が描かれてあったタオルケットにも惹かれた。値段を見ると8,800円。今回はちょっとやめておこう。どこか引け目を感じたので、当初予定になかったねこの蓄光キーホルダーを買った。会場に入ってからぽわっと光るのがたまらなく愛おしくて、ものの数分で愛着が湧いた。大切にしよう。

ライブは、もう、とにかくすごかった。すごかった。終演後は余韻とロスで2分程度ボーッとしてた。声をかけられなかったら、あと10分はそのままだったかもしれない。喜びとも感動とも形容し難い、本能的な胸の昂りが止まらなかった。同じ景色のはずなのに、来た時に見たはずの景色なのに、会場の外に出てからの世界は、それはそれは綺麗だった。

曲の感想

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全体を通して

バンド全体の音が粒立っていて、音の形が目に見えるかのようでした。ハコが小さいことからっていうのもあるかな?全曲を通したカッティング、燦々冒頭のピチカート、夜明け前直前のドラムソロ、挙げればキリがありません。普段ライブに行く時は、東京ドームやセキスイハウムスーパーアリーナで聞くことが多く、ワンワンとした音響に慣れていたので新鮮でした。雰囲気があってそれもそれでいいけどね。今回は音を素直に楽しめたので好みの聞き方ができた。大大大満足。特に、ハイハットオープンの打音が濁らず全部が鮮明に聞こえたのが何よりの驚きでした。

また、今回衝撃を受けたのが、ライブ中にMCは一切なく、最初から最後までずーーーーっと演奏していること。歌詞以外でカネコアヤノが喋った言葉は、終演後の「聞いてくれてありがとうございました。気をつけて帰ってください。」それだけ。そこにシビれる!あこがれるゥ!

アーティストを好きになる、とは

カネコアヤノの曲は前々からサブスクで聞いていたので、馴染みがあるどころか普通にファンです。全曲知っているわけではないけども。

今回のライブで、カネコアヤノに一目惚れしてしまいました。容姿、歌詞、音作りといった部分的なものではなく、その生き様に。身長160cm弱と思われる華奢なその体から引き出される声は、歌は、もっともっと壮大な何かを抱えているかのよう。その身体に見合わない存在感、カリスマってこういう人のことを言うんだろうな。

また、今回のライブを通して、「ああ、人を好きになるって言うのは、この人という名前のレンズを通して世界を見たいってことなんだな」と痛感しました。一見キザな言い回しだけれども、これ以外にピタッと言い当てられる言葉が見当たらない。会場を出て、水辺に座ってコーヒーを飲みながら上を見上げて、ふと頭の中に「月明かり」が流れた時は目頭が熱くなりました。普段なら綺麗だな〜、程度で済むはずが、どこか幻想的で、どこか切なくて、カネコアヤノの世界が自分に流れ込んでくるような、そして自分もそれを望んで受け入れるような恍惚とした雰囲気が漂っていました。

納車前の待ち時間で書いているので文章は書き殴りです。また追記します。

※です/ます調、だ/である調を統一しないのは敢えてです。感情に任せて書いています。

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