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わたしを、アップデートする

もともとあんまり営業をかけたりする方ではないが、最近はとくにしていない。

ありがたいことに継続して仕事を振ってくださるクライアントさんもいるし、新規の仕事もぽつぽつお声がけいただいたりして。

けど、いつ仕事が切れてしまうともわからないし、このままではよろしくない。「なんとなく現状維持」は、ゆるやかな衰退なのだと誰かが言っていた。

わたしはクラウドソーシング出身のライターだけれど、Webライターではない。Webに限らない仕事をしたい、というのが最初からの希望だったから、わたしはあえて自分のことをWebライターとは呼んでこなかった。

その思いは今も変わらない。人と、地域と、リアルなつながりを感じられる仕事がしたいのだ。もちろん、Webの仕事も大歓迎ですが。

しかし、地方で仕事をするうえでネックとなる問題がある。わたしは、車の運転ができない。いわゆるペーパードライバーなのだ。

大都会ならさほど問題にならないかもしれないが、地方では死活問題だ。まともに取材にも行けやしない。現に今だって、何本も電車やバスを乗り継いだり、夫が休みの日に車で連れて行ってもらったりと、かなり無理がある。

実は一度、ペーパードライバー克服を試みた。子どもが二人になって移動が困難になったのをきっかけに。教習にも行って、何度か夫に練習に付き合ってもらって、少しだけど乗れるようになっていたんだ。

しかし、そんなある日事故を起こしてしまった。なんと、スーパーの駐車場で人の車に突っ込んだのだ…

幸いそんなに大きな被害はなかったので、何事もなく終わったのだけれど、あれからすっかり運転が怖くなってしまった。また同じような状況になって、今度はもっと大きな事故になったら?と思うと、無理してハンドルを握る必要なんかないじゃない、と。

でも、ここが乗り越えるべき壁なのでは、という気もしないでもない。「運転する」なんて普段から車に乗っている人にとってはなんてことないだろうけど、こちとら免許取得以来10年以上のペーパーだ。大げさでもなんでもなく、運転できれば世界が変わる。アップデートされるんだ。

ということで、もう一度チャレンジしてみようかな、という思いが若干湧いてきつつある。ま、若干だけどね…

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