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迷ったら、『無難』じゃない方へ行きたいって話。〜コメダのモーニング編〜(8/100日)

コメダのモーニング、人気ですよね。というかコメダが。みんなに愛されてる。わたしも好きです。コメダデビューの時は、よくわからず頼んだみそカツサンドが予想の倍を超える大きさで絶句したけど。絶句って、リアルで本当にあるんだと思うくらい綺麗な絶句だったと思う。運んできてくれた店員さんの顔、めちゃめちゃ心配そうだったもん。「これ、100%食べ切れんわ」というわたしの心の声が、きっと透けて見えていたのだろう。恐る恐る「あの…食べきれなかったら、持ち帰ったり…できます…?」と尋ねたわたしに向けられた、あの晴れやかな笑顔。「ハイ!大丈夫ですよ!」(だから安心せーや、そんな顔するじゃねーよ)と勇気づけられた気がしました。

という前置きで、もう300文字も使ってしまった。なが。昨日せこせこと書いた経済誌の記事なんて、全文で400文字だったのに。このnoteの冒頭300字の情報のなさといったら。ま、いいでしょう。わたしのnoteなんてね、そんなもんよ。わたし、リアルトークが苦手な代わりに、文章でダラダラ喋るとこがあるんですわ。

で、なんの話だったか…ああ、そう。コメダのモーニングの話だ。わたし、今朝はじめて来たんですよ。モーニングって、わたしみたいな子持ちの主婦にはなかなかご縁がない。わたしの場合、朝は子どもに朝ご飯を出してやらねばいけないし、ついでに自分も食べるから。しかし今日は春休みで、子ども達は早く起きる必要もない。加えて夫が休みだったので、子ども達が起きてくるのを待って朝ご飯を用意してやる必要もない。ってことで、「今日こそ、コメダのモーニングだ!」ってね。家を飛び出した。

仙台にもコメダは複数店舗あるのだけれど、今までは郊外の、車がないと行きにくいところにしかなかった。でも少し前に、自宅から徒歩圏内の場所にオープンしたのだ。よって、ウキウキとそこへ向かう。

…が、その途中には、月契約しているコワーキングスペースがある。コメダに行くより断然近い。そのへんで菓子パンでも買って持っていけば、お金もそんなにかからない。正直なところ、ゆったりとコメダでモーニングをいただく時間の余裕はないのだ。はやく仕事に取り掛からんと。

足が、コワーキングスペースの方へ向く。こっちでいいか、べつに。わざわざコメダまで行く必要はないんだし。

…………………………………いや。待て待て待て待て待て?

わたしは、「今日こそ、コメダのモーニングだ!」つって張り切って家を出てきた。それを、たった数100円と数10分をケチるために、ナシにしてしまっていいのか?それって、他でもないわたしが、わたしの気持ちを適当に扱ってることにならないか??

と、しばしの葛藤ののち、結局コメダに来た。初モーニング、注文した。あっ、モーニングってそういう有料のセットメニューかあるんじゃなくて、ドリンクを頼むとつけられる無料のセットメニューだったのね、という知見も得た。(知らんかった奴)ここのお店、コンセントがついてる。店内はこんな感じなのか、とかも知った。あとサクサクのパンおいし。結果、来てよかった。

人生は選択と決断の連続だ。些細なものから、おっきなものまで。そのたびにきっと迷うけれど、できるだけ「無難」でない方を選びたい。きっとそのほうが、楽しいのではないかな。なんてことを、コメダの「バタートーストあんこ乗せ」をかじりながら、考えたのでした。

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