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人生は、ノリと勢いでできている!(7/100日)

先日卒業を迎えた、さとゆみさんのライティングゼミ。小学校の卒業式を無事に終えたらすぐに中学校の入学式があるように、そのさらに上の上級者コースの案内があった。

わたしは正直、悩んでいた。フリーの専業ライターとしては、本来悩む余地などないはずだ。でも、悩んでいた。申し込み開始時間の、直前まで。

悩んでいた理由はいくつかある。そのうちのひとつが、もう少し復習に時間を割いた方がいいのでは、というものだった。

3ヶ月間のゼミを通して、わたしがふんわりと何かを掴みかけたのは、かなり後半になってからだ。前半〜中盤まで、ずーっとモンモンモン…と自分の「書くこと」に悩んでいた。今思えば、余計なことをグダグダと考えすぎた。もっとあっけらかんと、えいやー!とやってみればよかったのに。まあ仕方ない。そういう性格なので…

後半になって、ようやくそのえいやー!精神が身についてきて、ここから何か変われるかも、と思えるようになってきた。でも何を?どう?みたいなところには、正直まだ全然落とし込めていない。わたしは絶望的に不器用な人間なので、心に余裕がないと他のことが考えられない。今ちょっと、余裕がないのだ。春休みだし、あとまあいろいろとあって。

なので、直前まで、なんなら申し込み時間を回ってからも悩んでいた。前日の説明会では、まる1日くらい猶予あるんじゃないかな?という話だったので、もう少し考えよう…などと腑抜けたことを考えていた。

しかし、しかしである。ゼミ生たちでつながるメッセンジャーグループに、次々とあがる「申し込みました!」そして「○番手でした」の声。えっ、ちょっと待って。このペースじゃ、夜までなんて、待ってらんないじゃん!

「在庫数1です!これ以降の入荷は未定です!

ネットショッピング中にそんな表示を見かけたときの如く、脳より指先が先に動く。タタタタタターンッ!(スマホだから、音しないけど)気づけば、「申し込みます!」と連絡を入れていた。あんなにグダグダ考えていたのは、一体なんだったのか。

結果、最後の1人に滑り込めた。ギリギリセーフ。ほっとした。これはもう、申し込むべきだったんだそうだそうだ、間違いない。腹は決まった。ノリと勢いが運んでくれたラッキーを、絶対にものにしてみせる。グダグダ考えても、どうせ答えは出ないから。今やれることを、1つずつやっていくしかないよね。がんばろ、わたし。

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