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人生で一番楽しくて面白いことを、 人生で一番楽しくなくて面白くないことから学んだ話

人生でいろんなことを勉強していく中で得たことや、出来るようになったことの中で
今の私にとっての一番の宝物・
これだけは捨てたくないというものがあるのだとしたら、
「コツコツを楽しめるようになったこと」
この一択です。


初めに言っておきますが
私は忍耐がほぼありません。

今すぐに結果が出ないことも大の苦手でした。


そんな私だったからこそ、
結果が出ようが出なかろうが
どんな時期も楽しめるようになったことは
本当に宝物です。


今でも
「自分は頑張っているはずなのに何でなんやろう?」
って悲しくて、へこんでしまうことはゼロでは無いですけど
その回数は昔に比べれば雲泥の差です。


そうなったのにはいろんな要因があるんですが、
一つには
「あきらめている」からです。

「あきらめる」という技を少しずつ身に付けてきたからです。


あきらめると言うと、
マイナスなイメージがあるかと思いますが
いい意味のあきらめほど
私たちの人生において無敵なことはありません。


恥ずかしくて、
これを公の場で言うのは初めてですが。。。

私はお洋服をもうかれこれ10年以上は作り続けていますが、
今でも大して売れません。

そうは言っても、、、と思われるかもしれませんが
数か月に一着売れるかなぁというレベルです。

10年もやっていて
これは中々の数字だと思うし、
ハンドメイドや起業のアドバイスをしている色々なコンテンツを見ていると
結果がなかなか出なくても最低一年はやってみましょうとか、
3年はやってみましょうとかいうのをよく見るので
その比では無いですね、、、


でも私は今はこれを誰にも渡したくない勲章としていて
何でかというと単純に話のネタにもなるし、
誰かの励みにもなるかもしれないし、
私はそこから
「あきらめる」技を身に付けることが出来たからです。


重い荷物を引きずり何時間も移動して、
準備も頑張って参加したイベントでの売上がゼロなんていう経験はもちろん、
基本赤字だし、
そうしていくうちに
「世の中はそんなに甘くない」、
「ちょっとやそっと頑張ったところで思い描く結果なんてすぐに出ない」
というのが経験として、
自分の中で嫌というほど分かっていきました。


さてさて、この現実をどう受け止めるか?


事実よりも、
事実をどう捉え、どう考え、どう行動するか、
私にとっては
それが一番重要な問題です。


そこで発動するのは
私がよく口にする「楽しい工夫をする」です。

どうやったら
面白くもなきことに
楽しく向き合えるのかを考えるんです。

現実を嘆いたり、腹を立てたりすることによって
一番しんどくなるのは自分です。


嘆くな、腹を立てるな、
ということを言いたい訳ではないです。

ただ、今回の場合は
嘆いても腹を立てても
多分誰も悪くなく、確実にしょうがなかったので
私は「あきらめる」術を身につけることにしました。


あきらめて、
何もしないということではないです。

あきらめて、
投げやりになるということでもありません。


あきらめるけど、
あきらめながら毎日を楽しく過ごし、
あきらめながら楽しくお仕事をすることにしたんです。


そもそもお洋服を作ることは
誰かから頼まれた訳でもなく、
自分が勝手にやり始めたことです。


お洋服を作る作業自体は好きではないけど
私はお洋服が大好きです。

お洋服のことを考える時間は
とっても楽しい時間です。

楽しいはずの時間を、
結果が出ないという現実に
明け渡す必要はありませんよね。



この間ある方がyoutubeで
得意なことよりも、苦手なことを仕事にした方がいいという
お話をされていました。

好きなことや得意なこと以上に、
苦手なことや、好きでないことは
工夫をするし、伸びしろがあるという内容でした。


私の学んでいるカフナボディワークの創始者のカフも
お弟子さんたちに一番苦手なことをさせました。

料理が嫌いな人にキッチンを担当させ、
一人ぼっちが嫌いな人に「一人ぼっち」という意味のハワイアンネームを名付けたりしました。


今の世の中では好きなことをやろう!ということがたくさん言われますが
好きじゃないことも同じくらいかそれ以上に素晴らしいことです。


好きなことを求める必要はなくて、
これからどんな世界になっていくのかますます分からない中、
何でも楽しみ、
コツコツが最善であることを知り、
コツコツとあきらめることの楽しさを腹の底から理解し
行動できる人こそが
一番最強なんじゃないかと思ったりしています。



HP : NAO ∞ invention
Instagram : nao8invention
youtube : しあわせなカラダを作ろうチャンネル(仮)





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