見出し画像

試験合格に、何年かかっても大丈夫です。

この言葉が人によってモチベーションアップに繋がるのかどうか、僕にはわかりません。

ただ、私が知る限りお伝えできることとして、もしあなたが中小企業診断士になりたい・必ずなるという想いがあるのでしたら、試験合格にたとえ何年かかったとしても、診断士として活躍していくことができます

このことについては、僕が勉強会や診断士協会で出会った方々とのお話の中で、感じたことをまとめての感想です。

(ご注意)
つらつらととりとめもなく書いてしまいまして、「結局何言いたいの?」と思ってしまうような記事になってしまいました。。。
お時間が大切な方は、何卒こちらは読まず、他の方の記事へお進みください。

私が出会った、多年度受験生のかたがた

まずは、勉強会で出会った人たちについて。

僕が参加した弱小診断士勉強会は、毎年約50名の方が会員として集まっており、年代は20代後半のサラリーマン〜上で60代で定年退職したかたもいらっしゃる、いろんなバックグラウンドを持った人たちが集まっていました。

大手企業で役職付きのベテランのかたもいれば、個人事業主として活動する人、派遣社員としてデザイン関係の仕事についている人など、様々です。

みなさんがそれぞれの得意分野や個性を持った方々で、試験勉強だけにとらわれず色んな業界やお仕事のお話を聞くことができたのは、とても楽しい時間でした。
(もしご興味いただけましたら、以下のリンク先から勉強会の様子について、見学等してみて頂けますと幸いです。)

http://jakusho.jp/

で、そのような百戦錬磨の強者もいれば、まだまだ仕事を覚えるのに必死な若輩者(当時の僕も、SES業界に転職したばかりでした)もいる中で話題になるのが、「今年は誰が合格するか?」というテーマについて。

みんな、まずは自分が合格したいという腹は持ちつつも、「今年の勢いならあの人だろう」とか「あの人の実力なら、絶対に今年は合格だ」という話で盛り上がるものです。

で、実際の結果をみると不思議で、1次試験は何の苦労もなくクリア(ご本人は相当努力されているはずですが)される博識な方が、2次試験では何年もかかってしまうこともあれば、
1次試験合格に必死に食らいついて数年かかってようやくボーダー超えた方が、2次試験は一発合格という方もいらっしゃいました。

*****

次に、試験合格後に出会った人たちについて。

スプリングフォーラムや秋大会の後半の懇親会に初めて参加したころの診断士1年目のかたとのお話で多いテーマの一つが、「どの受験校に・何年かかって合格したか」です。
その中で今までお聞きした中ですと、合格に至った試験勉強の期間について1年未満という人もいれば、通算13年以上(僕が知っている中では最長です)という方もいらっしゃいます。

*****

そうしていた人たちを見ていく中で感じたのは、資格合格の分かれ目になった要因は、以下の3つと考えています。

①今の会社での役職とか、それまでの人生経験とかよりも、「資格試験のために真摯に向き合い、考え続けた時間をどれだけ持ったか
②「試験当日までの1年間の間にどれだけ集中できたか
③「過去問題の事例企業にとらわれず、試験当日に目の前の事例企業に正面から向き合えるか

試験ということで「能力の高さや、経験豊富な人が有利」とか「企業で重要な役職についている人は、どんなことでも合格できる」とか考えてしまいますけど、本当に重要なのはそうした能力の高さや企業での高い地位をえた結果に至る過程の中に、「今目の前の課題やお客様に、真摯に向き合うこと」について、どこまで自分の思いを乗せされるかなのだと思います。
その思いがいつ得られるかについては、やはり「自分なりの準備と努力」次第でしかないので、他の人と比べることなく、自分と向き合う中で獲得していくものだと思います。

なぜ、試験合格に何年かかっても大丈夫といえるのか

ここからは、僕が試験に一応合格できて、診断士資格を取ることができてから出会った人たちについてのお話になります。
 *「一応合格」ということにも、念押しの意味がありますのでこれについてのご紹介は後ほど。

僕が出会うのは、東京協会に所属する診断士の方のため、全体の約4割程度であることと、そのうちの7割が企業内診断士(企業に社員勤しつつ、平日夜や休日に診断士として活動する人たち)です。

協会に所属すると、大抵は月1回開催の研究会・勉強会や、年2回開催される協会会員募集のイベント、賀詞交換会や支部大会などの懇親会の場で、他の診断士の方と交流を持つことができます。
そこに出てくる人数は、協会に入会している中でのおよそ3割程度くらいの割合です。
 *もちろん、そうしたイベントに出席する=診断士としてバリバリやっている、という因果があるわけではありません。

そこで聞く他の方のお話を色々聞いていくと、診断士業務だけに固執せず、企業勤めとしてのお仕事で活躍されていることとか、とある企業や商店街の支援をしたいから協力者を集めていくリーダー的な方と出会うなど、色々刺激を得られることがあります。

そうした率先して行動していく方は、試験合格に何年かかった〜などは関係なく、「自分は何をやりたい・自分の力を○○に役立てたい」という想いが明確のかただな〜と思う次第です。

*****

なお、この思いが明確でなかったり、思っていたのと違うという合格者の方も少なからずおりまして、そうした方がフェードアウトしていくお話を聞いたりもしています。

私も実のところ、この思いについて今、薄れかけているところがある今日この頃です。
今は、商店街支援のチームに参加して、コロナ対策の施策紹介・サポートを行う〜という形で、なんとか気持ちを繋いでいる。。。という次第です。

大事なのは、自分が実現したい・やりたいことを明確にして、そのためのインプットとアウトプットを繰り返し続けること

さて、つらつらと長く書いてしまいましたが、この記事の結論をまとめます。

試験合格のために何年かかろうとも、それは合格した後の活躍には何の問題もありません。
むしろ、試験合格した後に何をしたいのか・どんな形で社会貢献していきたいのかという目的意識が明確であるかが重要です。
そして、その目的に向けたインプットとアウトプットを試験合格後も続けていくことが大切です。

今は、自分いつ試験合格できるかということについて、不安な中ではあると思いますが、その不安の中でもコツコツ努力し続けることは、合格後に必ず糧として生きてきます
ですので、試験合格に何年かかろうとも、合格後に向けた目標や目的が明確に描ける思いがある限り、そのかけた時間は必ず、合格後の活動に実を結ぶということを信じてください。

ではでは。

よろしければサポートお願いいたします(´・ω・)(´_ _)ペコリ。 これからも、頑張る中小企業診断士受験生の方を応援する励みにさせていただきます。