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【不動産投資】外国人向け賃貸で陥りやすい勘違い

こんにちは!今日もコツコツ副業実践していきます。

私の持っている物件は外国籍の方も住んでいます。そして最近問い合わせが結構多くなってきているようにも感じます。

と言うことで今日は「外国人への賃貸で陥りやすい勘違い」について書いてみようと思います。

【外国人の賃貸需要ってあるの?】

「そもそも日本の不動産賃貸で外国人の賃貸需要ってあるの?」って感じる方もいらっしゃるかもしれません。

もちろんコロナの影響で海外からの観光客は減っているものの、飲食店やホテルなど色々な場面で外国籍の方が勤務しているのは別に珍しくないと思います。実際のデータを見てみると、在留外国人は2020年12月時点で約288万人ほどいるそうです。


ちなみに、2015年時点では223万人でしたので、5年で60万人以上の人が増えていることになります。
コロナ禍においてもこの状況なので、今後withコロナの状況においても人数は増加していきそうですので、市場のパイとしては確実に需要はあると思っています。

また、NPO法人在日外国人情報センター(ICFJ)のデータによると、東京都の場合、ほとんどの方が日常生活には困らない程度の日本語を身につけており、読み書き能力においても全体の8割以上の外国人が漢字の読み書きがある程度できるとしています。

さらに、東京在住の在留外国人の平均月収は、約24万円となっており、労働者のみの収入だと約40万円だそうです。

もちろん国によってバラつきがあるとは思いますが、日本人と外国人の月収や家賃は、さほど遜色がなく、賃貸需要もしっかり見込めると思われます。

【外国人入居のメリットは?】

次に考えるのは日本人でなく、なぜ外国人もターゲットとして置くか?ですが、これは明確です。
「客付けが段々と難しくなっている状況で、入居者を日本人だけにするメリットが無いから」です。

すみません、あまり答えになっていないですが本当にそうなんです((笑)

だって、上に書いたとおり、マーケットもある、収入もしっかり持っている、日本語も話せるとなったら全然問題ないですよね?

もちろん、外国人特有のメリットもあります。例えば、、
・日本人よりも集客の時期が多い(日本人は1-3月とか10月が多いですが、外国人は比較一年中集客がしやすい)
・横の繋がりが強いので紹介客が見込める(いわゆる口コミですね。良い物件を周りの友人に紹介してもらえる可能性が高いです)

私の物件にも外国人の方住んでますが、一時的コロナの影響で退去が出たのですが、入居者さんが友人を紹介してくださり、あっという間に入居が決まりました。有難いことですね。こんな事って日本人ではほとんど無いです。

【陥りやすい勘違い】

そこで本題です。私が知っている勘違いトップ3を紹介いたします。

勘違いその1:不動産会社に外国人スタッフがいれば、外国人を管理できる


よく不動産屋さんで「英語対応可能、中国語スタッフいます!」みたいなアピールをしている会社をよく見ます。
もちろん言語サポートされているのは良いことですが、先ほど書いた通り日本に住む方は日本語を読み書きできる方が多いので、大家の観点からするとあまり問題にならないです。むしろ外国人スタッフがいるから万全、という考えに陥りやすく、ちゃんと入居者を見極められているか、コミュニケーションをとっているか、という点をきっちり見極める必要があると思います。

勘違いその2:オーナーである自分が外国人OKであれば外国人が集客できる

これも勘違いです。大家がOKでも、仲介会社・管理会社が外国人お断りという会社は残念ながらあります。固定概念にとらわれてしまっている事が多いので、話をしてみても通じない場合は、不動産会社を変えることも選択肢の一つです。

勘違いその3:外国人契約者は日本人の連帯保証があれば、入居OK

これも結構考えものです。日本人は昔の風習から助け合いの精神が強いので連帯保証が効果を発揮しますが、海外の場合だと単なる名義貸しというケースもあるので、過信は禁物かと思います。

まとめ

という事でざっと色々書きましたが、入居者さんをきっちり見極めること、コミュニケーションをしっかり取る事、など大家さんとしての基本のスタンスは日本人でも外国人でも変わらないなと思っています。

それでは、また!

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