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航空貨物輸出量、8月59%増 米向けの伸び続く

 航空貨物が好調に伸びている。インターネット通販の普及、会場コンテナ不足。

 アメリカのインバウンドはいいがアウトバウンドは厳しい状況は良くなったのかな。

航空貨物運送協会(東京・中央)がまとめた8月の日本発の航空貨物輸出量(混載貨物ベース)は、8万9011トンと前年同月比59%増えた。前年実績を上回るのは9カ月連続。新型コロナウイルス禍前の2019年8月と比べても22%多い。

方面別では米国向けが同約2倍と全体をけん引した。自動車部品や電子部品の荷動きが堅調だった。貨物の急増に伴う海上コンテナ輸送の混雑が続き、航空貨物に切り替える動きも見られた。

9月以降、クリスマス商戦に向けて航空貨物の輸送需要が増える傾向にある。「スペースが限られる中、需給が逼迫し運賃が上がりそうだ」(大手フォワーダー)

アジア向けもフィリピンが2.3倍、シンガポールが2.2倍と大きく伸びた。欧州方面もドイツが70%増、イタリアが67%増と堅調だった。

一方、最も輸出量の多い中国向けは1.2倍と、増加率は7月(同1.6倍)に及ばなかった

航空貨物輸出量、8月59%増 米向けの伸び続く

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