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2023富士ヒル本番‼️

 富士ヒルお疲れ様でした。今回で3回目の富士ヒルだったんですが、過去一の天気!!大雨が嘘のようで、風もなく走り切る事が出来ました。
 心配した道路状況も、大会関係者の皆様のおかげで本当に綺麗いで走りやすかったです。ありがとうございました😊

 第6ウェーブでスタートしたのですが、計測開始地点から料金所までは2分で通過でき上々の滑り出し。スタート直後から、人が多くその方々を抜くのにほぼ反対車線を走ってしまいました。料金所までに気がついたのですが、サイコンの調子が悪い。勾配がちゃんと表示されていない事に気がつく。登っているのにマイナスになっていた。これでは、今何%の所を走っているのか分からない状態。勾配の変化で、パワー調整したりするのでストレスがかかる。

 勾配での調整は諦めて、感覚で走る事に。まず、自分と脚の合いそうな方を探しながら200w前後(3.8〜4.0倍)を目安に走る。走っていて2キロ過ぎぐらいにいいペースで走る同じジャージを着た男女がいる。男性が引いて走られている。ペース的にシルバーペースだと思い。女性の後ろに着かせてもらう。3キロ手前で、男性が女性にこのペースでイケるか?確認。女性はキツいと返事。これは、ペースを落とすと思い。すぐに抜きにかかる。
 そしてここからまた、単独走となる。普段から1人で走っているので慣れてはいるが、こういったイベントでの走行は年に一度。出来るだけ、ペースの上げ下げをしないように走る。

 5キロの看板を通過。目標タイムの17:08通り通過。貯金ないかぁって思いながら走る。

 7キロ過ぎから、先にスタートした組の下山が始まる。集団が来て初めて知ったが、下山の方達の勢いが凄くて向かい風を受ける感じになる。これは、また来年の教訓として覚えておこうと思う。


 10キロ地点の通過タイムは32:50ぐらい。目標タイムから21秒遅れ…。それでも、39秒余裕があるのとここから平坦区間も出てくるのでそこでタイムを稼ごうと思った。まだまだ取り返せるとこの時は、思っていた。

 平坦区間が出てきたので、出来るだけスピードを上げる。が、パワーがどうしてもその都度落ちる。登りでのトルクは掛けやすいが、平坦になると極端に下がってしまう。これでは一定ペースにならず無駄に脚を使ってしまう。


それでもどうにかこうにか15キロ通過。タイムは、49:50。予定より1:44遅れ。シルバー獲得に対して実質45秒遅れとなる。心境的にはすごく焦っていた。出来るだけスピードを上げたいがパワーが出し過ぎると垂れるのが目にみえる。なので、垂れない程度で少しペースを上げて走る。


 すると、16キロ手前で後ろから1人速い男性が前に入ってきた。何か雰囲気的に引いてくれてる感じ。その方の後ろに着かせてもらい走らせてもらう。たたこういった経験がないので、交代のタイミングが分からない。何度か左によって交代の合図かなっていうのがあり、一度だけ前を引かせてもらう。初めての経験で、楽しかった。


 前を交代してまた、後ろに着こうとするが下山組と前の混み具合いも重なり少し脚を緩めた一瞬で千切れてしまう。この時の判断が間違っていたのだと思う。少しの間でもトレインが組めた事はいい経験だった。


 20キロ通過タイム1:05:39。シルバーに対して38秒オーバー。残り4キロでこのタイム。口に出して『やばい、やばい』と連呼した。このタイムを縮めるのは、難しいのはよく理解している。それでも、最後の平坦に掛けてパワーを緩めずに走る。


 平坦区間に入りここから踏むという所でどうしてもパワーが一旦落ちる。それでも速度を何とか30キロ〜36キロに乗せて走る。でも、この平坦区間はシルバーを獲る人達は40キロを超えるスピードで走っている。


 最後のトンネルを抜けて最後の登り、この時点で1:14:43。残り300m。16秒で登り切るのは難しいとはわかっているが、諦めたくない。もう一度最後の力を振り絞って駆け上がる。それでも、ゴール手間200mで1時間15分を超えた…。ゴールが見えていただけに本当に悔しい。悔しいけどまだゴールしていない。

 最後まで走り1:15:33でゴール。34秒足らなかった…。

 悔しいけど、まだシルバーを獲るだけの実力がなかったという事。

 今年の収穫としては、平坦でもっと速く走れるようにならない事。タイムスケジュールをもっと考えて1km走るのに自分がどれだけの時間かかり、シルバー獲ろうと考えた時に何分で走らないといけないという事を分からないといけない。

 たらればがあるとすれば、サイコンの勾配が狂わなければもう少し違ったかもしれない。

 でも、これでよかったのだと思う。

 来年は、今年よりも心からシルバーが欲しいと思った。

 なのでまた、ここから1年かけて成長していく。

 来年は、70分切りを目標に努力していきます。


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