「エアコンつけっぱなし」について

 以前、「ためしてガッテン!」で、エアコンをちびちびと入れたり切ったりすると、却って電気代がかかる、と紹介されており、これは覚えておかねば、と思っていた。すると昨年、美容院のマダムから、「ずーっと28℃でエアコンをつけっぱなし、一切消さない」という実験をしてみたら、電気代は思ったよりずっと安かった、と聞かされた。

 これを知って、昨年初めて「寝室、夜じゅうエアコンつけっぱなし」実験をしたところ、電気代とガス代を合わせて1万円くらいであった。で、これだと朝は消しているので、この点どうなの?と思い、今年は本当に「寝室、ずーっとつけっぱなし」に挑んだ。(まあずーっと家にいたし。)しかも、昨年と違って今年はもう一台、リビングの方も、お昼はずっとつけていた。

 で、電気代である。我が家は電気とガスが一緒にくるので、総額しか覚えていないが、1万5千円くらいだった。ずっと涼しくて、夜も快適でこの値段なら(しかもガス代も一緒)いいのでは?と思った。

 ところが、今日、TwitterのTLでこんな記事を見たのである。

「つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!」 (https://www.daikin.co.jp/air/life/issue/mission05/)

 おお、と思って、早速読んでみた。30分に一度こまめに切るのと、つけっぱなしとを比較、設定温度は26℃である。色々書いてあってややこしかったが、結論は次の二つである。

外出する時刻や時間の長さを考慮せずに「つけっぱなし」にしていると、「こまめに入り切り」するより消費電力量は多くなった。
日中9:00~18:00までの時間帯は、30分程度の外出であれば、エアコンを切るよりも「つけっぱなし」にする方が電気代が安くなりましたが、今回の実験条件では、30分を超える外出の場合には、エアコンの運転をOFFにした方が消費電力量は小さくなると言えそうです。

 要するに、つけっぱなしは決して安くない、ということなのだ。しかし、これを読んで素直に「ああそうですか、じゃあ消します」とも言い切れない。理由として、

1)我が家のエアコン設定は28℃(お昼も夜も)。

2)家がこの温度に保たれていることは、本当に快適でストレスがなかった。

3)これだけつけて1万5千円(ガス代込み)なら、納得。(お昼の在宅中はつけておき、夜はエアコンを消して、熱帯夜に暑さを我慢して寝ていた時(つまりはリビングの一台のみ)でさえ、電気代だけで9000円くらいだった記憶あり。)

ということが挙げられる。確かに一日中誰もいない部屋にエアコンをつける必要はないだろうが、夜じゅうのつけっぱなしはちょっとやめたくない。(と、結局、この記事を読んだことが、何ももたらしていないのであった。)


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