Green Talk 11: たまに 気になるのお話
自分が心地よくそれが環境や社会によりよくなることに貢献できれば。
Green Talkでは、その思いとともに日々行動し感じたことを書いています。
そのスタートはいつも、”あ、なにか気になる!” です。
まだお会いはできていませんが、2020年最初の気になるは、 "renacnatta”さん。
renacnattaさんのご紹介は、公式の方から引用させていただきます。
(以下引用)
”「文化を纏う」をコンセプトに、イタリアと日本の生地を裏表に組み合わせたリバーシブル巻きスカートを展開するブランドです。
使わ「れなくなった」日本の着物地とイタリアのシルクが融合し、新たなものへ生まれ変わるというブランド背景が名前の由来。
着物地は日本で仕入れたヴィンテージの絹の反物を使用し、シルクはイタリアの主にヨーロッパハイブランドのデッドストックを使用しています。”
由来がどっしり座ったブランドのお名前ですね。そして、なにやらポップで可愛い音。Marimekko的な、呼ぶと弾む軽やかさがあるよう。
ファッションは好きなのですが、どう付き合いたいかについてはまだ明確には言葉にできていません。ただ、向き合い続けることで、服や"WEAR"するものに対して心地いいと思っていることはこういうことなんだ、というぼんやりとした輪郭はみえてきました。
- 洋服や靴のここが好きこう身につけたいという想像が生活の中にあること
- 洋服や靴がメンテナンスすることができること(洗える/修理できること)
- 洋服や靴とサヨナラする際のいく末が考えられること
その点で、renacnattaさんは、商品自体がまず素敵。
鮮やかなものとシックな柄のリバーシブルで用途が広く。ウエストはadjust可能はこれから年齢によって変わっていく体のラインを優しく包んでくれそうで。
お直しお直し来ていたレースタイトスカートにありがとうをいい、こちらを生活にお迎えしたい!と直感的に思えました。
洗濯はドライクリーニングとのこと。メンテナンスは自分か、よく使うお直しの専門店でお願いする方向で大事に着たい。
最後のいく末は、本当に着られなくなったら、素敵な生地、何に使おうと思うとワクワクしてしまう。
ですが、今回、何よりも私の、気になるをぐぐぐと前進させたのは。
”久留米絣”を新たに利用されるということでした。
わたし、この製品には苦い経験があります。
地元の福岡で通っていた中学校は、県の各所から生徒が集まってきていました。13歳から女の子ばかりでワイワイ過ごした6年間の思い出は今でも残っています。
中学1年生の春、グループ学習か何かで、ちょっと遠出をすることがありました。久留米の友人がいたのですが、帽子、リュック、ズボンの久留米絣コーディネートで来ていて。
普段は制服なので、クラスメイトの私服をみたのは初めて。彼女は「私たちと同じ歳の昔の女の子が最初に作ったんよ」と嬉しそうに見せてくれましたが。紺地に白の糸で均等に描かれたかすれた柄のその服は、どうしても当時13歳の私には素敵に見えずに。「あんま好きやない」って言ってしまったのです。
その日の彼女と私の間の空気感、忘れられない。
普通にお友達は続きましたが何となく引っかかっている出来事です。
彼女にそんなことを言った私ですが、今は素直に、renacnattaさんで表現される久留米絣が見てみたい。新たな久留米絣との出会いがあるかもしれない。そんな気持ちが素直にわきました。
1月に出ると言われるビジュアルを楽しみに。ロングストレートがあると嬉しいなあ。
はい、とても。気になる。