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Green Talk 142 : 自分を丁寧に扱う - 家にあるものたちで作る飲み物

私の住んでいる東京では、ジメジメした空気、突然の雨、急な晴れ間がでたとおもったら今度は暑さ、そんな日々が続いています。
地元の九州の天候も気になり、いろいろな気持ちを抱えてもいての日々は、ちょっとネガティブに働きそうでした。レジ袋のことを考えるのもちょっと横に置いていて。

少し前にも書きましたが、自分の心が萎んでいる時は、決して自分のせいだけではないんですよね。天候もある。また、大切な人が大変なのにそばにいないもどかしさも。

そんななかに味方になってくれるものを、学んでいるアーユルヴェーダの中から今週見つけることができました。ターメリックを使った2つの飲み物です。

1つは、自宅で栽培しているバジルの活用方法を調べていたらたどり着いたターメリックのお茶。バジル数枚と、ターメリック、クミン、黒胡椒、生姜を煮出したハーブティーになります。

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お茶というより、煎じ薬に近いです。少しピリピリとした飲み物なので、蜂蜜などを入れながら温かいうちに飲むと、直後から体が家から温かく!!驚いてしまいました。
今回は、スウィートバジルを使いましたが、インドでは、不老不死の霊薬といわれるホーリーバジルというものをつかいます。なに?と思うかもしれませんが、ガパオライスのガパオというのがホーリーバジルだそう。

もう1つの飲み物は、豆乳の中に、ターメリック、ジンジャー、シナモン、カルダモン、黒胡椒、ギー、お好みではちみつや黒糖を入れたもの。ゴールデンミルクという名前で呼ばれているもので、こちらの方が飲みやすさも断然あり、馴染みやすいと思います。こちらは、あったかくてほんわかする飲み物。

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1点、ギーが書かれていますが、手に入りにくい時にどうしたらいい?と先生に伺いました。
すると、ギーの油分がターメリックを吸収する助けになることと、もしどうしてもなかったら香りの強くない油(オリーブオイルや胡麻油は避けてください)といわれたので、こめ油などを私は使っていたりします。また、今回は、カルダモンがなかったので、抜きでいただいたりもしました。

2つともの飲み物に入っている大事なスパイス ターメリックは、抗炎症作用、抗酸化作用、消化促進や、免疫力の向上、などの効果があると言われています。また黒胡椒とターメリックは、両方とも気持ちの安定や不安を和らげるという心に効く作用もあるそう。

あ、上にあげた以外にも、今週は、頑張ってちょっと疲れた感や残念なお知らせもあった週でした。ですが、これを飲んで落ち着いて、あ、と思い出しても。ん、動きますか、という気分になることができました。

”失敗や不安に浸るより、たった今からの最善の行動をとる” ですね。