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【振り返り】第23回チャンピオンズC

先日の記事で購入馬券の振り返りについて色々と書いてみました。

今後、毎度欠かさずレビューして記事化して・・・というのは無理というか、そこまで自分に課すと重たくなりすぎますのでそれは避けますが、しかしちゃんと振り返ることは習慣化させたいとは思いますので、先週のジャパンカップに引き続いてチャンピオンズカップの振り返りをここで行います。

2022年12月4日(日)第23回チャンピオンズカップG1

たまたま前日に中京競馬場に行っていました
それにしてもなんやねん、このコラボ

基本的方針

まずは予想の前に、以下の点を基本的方針としました。今回はあまり距離・コース特性に応じた方針は無く、言わばワタシの競馬全般に共通するものかと思います。

  • 思い入れのある馬や推し馬は不在につき、バイアス無しのフラット予想。

  • 古馬G1につき重賞未勝利馬は基本的に切り捨てる。

  • 極端な逃げ馬・追い込み馬以外はあまり脚質・展開に拘らず、枠順もあまり気にしない。(逆に地方競馬はかなり気にする)

  • 予実管理はビジネスの基本なので(仕事か)予算は守る。今回は土曜日終了後のPAT残りである3000円が予算。

ちなみに今回は予め記事化しようと思っていたのもありますが、上記方針は予想開始前から実際にこのnoteで下書きして文章に起こすことで自分への戒め的なものとし、その後の予想過程でブレないようにしました。(色々な情報を目にしてブレることがしょっちゅうですので…)

それでは、基本的方針も立てたことですので、以下の手順をとって予想していきます。

STEP1: 軸の指名

⑫テーオーケインズ ◎
右回りと海外コース以外では馬券圏外に敗れたことが無く、昨年度のこのレースや前走・JBCクラシックで見せた強い勝ち方を考えると死角無し。強いて言えばこのところ勝ち○・負け●を繰り返すオセロ状態となっており、それに従うと今回は負ける番。しかし普段からそういうジンクス的なものは気にしないタチなので、今回メンバーを考えるとここは一歩抜きんでた存在として不動の予想軸に設定。

STEP2: 絞り込み①(スムーズに消去)

④スマッシングハーツ(重賞未勝利の格下・実績不足)
⑥レッドガラン(重賞ウィナーだが初ダートをG1で試すとは論外)
⑧サンライズノヴァ(南部杯JpnI勝ちも既にピークアウト&短距離馬)
⑭タガノビューティ(重賞未勝利の格下・実績不足)
⑮サクラアリュール(重賞未勝利の格下・実績不足)
⑯レッドソルダード(重賞未勝利の格下・実績不足)

STEP3: 絞り込み②(少々考えて消去)

①グロリアムンディ
ダート覚醒の「逆ヴェラアズール」とも言えるが大きな違いは重賞未勝利で、ジュンライトボルトよりはスケール感が小さい。また、前走・宝塚記念は余計な出走で調子の歯車が狂っているではないかとの疑いも。さらには2番人気につき配当的妙味も期待しての戦略的消去。

⑦オーヴェルニュ
東海S勝ちをはじめ距離・コース実績は十分だがG1では全て着外であり、大一番で勝てない馬との印象。あと、持ち時計は1番だがそれは不良馬場でのものであることから消去。

⑨ノットゥルノ
ジャパンダートダービー勝ちの3歳世代王者。そのJDDは大井まで観に行ったこともあり(高知/兵庫ダービー馬であるガルボマンボ・バウチェイサーの応援が主目的)少々私情は挟むが、前走・日テレ杯が負けすぎ。古馬相手にどうかと思ったので消去。


以上より、テーオーケインズを除いては6頭が残りました。消去法の結果としては自分として理想的な頭数となりましたが、残った馬たちについてはここからさらに検討というか印打ちを行います。

STEP4: 残留馬への検討・印打ち

⑤ジュンライトボルト ○
前哨戦シリウスS勝利。まさにダートで覚醒した逆ヴェラアズールであり、先週のジャパンカップが頭をよぎるものの、テーオーケインズの予想軸としての堅さはシャフリヤールより上とみて対抗まで。

⑩クラウンプライド ▲
海外G2勝ちに加えて日テレ杯・JBCクラシックにて十分に古馬と善戦。今回出走する3歳馬の中ではこの馬が最も大物感あふれることから単穴に。

②サンライズホープ △
元より前哨戦やステップ戦の勝ち馬は馬券対象に組み込む方なので、この馬の前走・みやこS勝利を評価且つオッズ的にも妙味。

③ハピ △
安定した成績で古馬相手でも善戦。ヒモとして信頼度十分。

STEP5: やっぱ遊ぶ

⑬シャマル ☆
短距離戦線では一線級の馬であるが血統的に短距離ではなく、単に今回の1800mは未経験であるだけで川田J騎乗と鞍上強化されており、未知数の魅力が。しかも馬名はアラビア語由来で「ペルシア湾岸地域に吹く風」。今まさにカタールW杯で巻き起こっている大旋風は日本の決勝ラウンド進出。これは買うしかないでしょ!

⑪バーデンヴァイラー △
前走・シリウスSと三走前・アンタレスSの惨敗が目に付くが、レーンJへの乗り替わりと初ブリンカーがプラス材料として気になる馬。あと、馬名がドイツ語由来につき「サッカーW杯の流れでここは何かあるのでは?」とサイン馬券の香りが。結局△を打つと同時に、⑬シャマルとスペイン語由来馬名である⑯レッドソルダードとの3連複サイン馬券も買って遊んでしまう始末。

馬券購入結果

はい、今回も見事にスカでした・・・が、今回印を打った7頭のうちバーデンヴァイラーを除く6頭が6着まで独占!これはつまりワタシが今回行った消去法は間違っていなかった訳で、ダメだったのは馬券の買い方かと。

結局テーオーケインズのオセロ成績は継続してしまった訳ですが、そのオセロをベースにして予想することはしないようにしていますし(ただし平場レースではたまに「そろそろ来るんとちゃうか?」とヒモに入れる時はあります)、陣営も狙ってオセロにしている訳でもありません。偶然以外の何物でもないでしょう。

しかしながら、いま思えば四走前のサウジCは度外視するとして、前々走の帝王賞4着は少々不可解なものでした。「右回りは苦手」的に捉えられていますが昨年の帝王賞は勝っていますし、阪神・京都・中山の戦績合計は4-2-1-1。これってどう考えても「苦手」とは言えないでしょう。

となると、テーオーケインズは左右問わないタイプではあるけど、今年の帝王賞が示すように敗因のよく分からないポカがたまにあるかもしれない馬、ということを考慮した馬券選びをする必要があったかもしれませんし、そういうのに対応できる馬券はボックス買い。

そこまで考えが及んでいれば、バーデンヴァイラーを消した6頭での馬単ボックスが同じ30点買いでしたので、今回の馬券は獲れないことはなかったのではないかと思います。

まとめと教訓

今回は予想にすごく時間をかけて上位6頭までちゃんと絞り込めたところまでは良かったですし、そこが楽しく且つ嬉しかったので後悔はありません。

ただ、ダメだったのは、テーオーケインズを予想軸としたのは良いとしても、単勝1倍台の鉄板軸に対しては3連単でないと話にならんと勝手に決めつけて1着軸の流しにしてしまったことかと。つまり、予想軸を自動的に流し軸としてしまったことなんですね。

日頃から流し>>フォーメーション>ボックスの順で買う癖が付いていますし、「馬単6頭ボックス=30点」なんて記憶もしていませんので(覚えているのは5頭まで)、結局買い方に何の工夫もしなかったのが今回の敗因でした。

教訓①:予想軸と流し軸、時には同じで、時には違って。
教訓②:買い目点数表をもう一度勉強しなおせ。

ということで、本日はここまでお付き合いいただきありがとうございました。次はこのあたり改善して的中できた馬券についてご報告できるよう精進いたします。。。

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