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CDの仕事 -ピッチのコツ4-

東京の代理店勤めのCDが日々の仕事を書き記す「CDの仕事」。気づいたこと、失敗などをコンテンツとして紹介していきます。



ピッチの勝敗の鍵はブリーフ

前回、ピッチ後にはブリーフ通りにはならない現実をおつたえしましたが、ピッチの時に大事なことは「ブリーフを頻繁に確認することをチームに徹底させる事」です。
そんなの当たり前やんけ。と思う人もいますが、時間がない状況下でひんぱんに読み返す。つまり一度立ち止まるのは嫌がる人も多いでしょう。しかし勢いがついたチームが明後日の方向に全力でつきすすんではゴールには辿り着けませんし、あえて「確認すること」と書いて「答え合わせすること」と書いていないのは、本当にお客がのぞんでいる部分が言語化されておらず、行間を読み解かないといけない場合もあるからです。

ブリーフをまとめると問題点も浮かび上がる

後半に何度も確認することを想定して、簡潔に、できたら1枚にまとめるレベルに圧縮しましょう。無駄な要素が削ぎ落とされ、逆に足りない部分がわかります。そこはそのままクライアントも見えなかった部分です。わたしはP&Gの仕事をしている某代理店のテンプレに自分なりの工夫をくわえたものを使っています。

ブリーフに応えるのは意外と難しい

ブリーフやディレクションが決まる前に考えてしまうクリエィティブもたくさんいます。気持ちもわかります。時間もないし、制限なしに自由にかんがえて、後付けのリサーチや戦略をくっつける、、、これはいただけません。なぜならクライアントは馬鹿ではないし、見透かされています。
また、ブリーフはクライアントの悩みや希望です。応えることで彼らは信用して一緒にプロジェクトを組んでいくので、開発の順番をまちがえてる場合は大抵負けます。








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