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ぼっちJKという私の歴史(1)

私のぼっち生活の歴史を語りたいと思う。

幼稚園時代、私。

幼稚園に入園して数週間後、私は1人でおままごとをしていた。

そう、今思えばこれが

My First ぼっち だった。

早ぇ。早すぎる。可哀想自分。抱きしめてあげたい。

当時はもちろん「ぼっち」という存在自体知らなかったので自分が「ぼっち」という自覚はないし1人でいることの寂しさや孤独感、恥じらいも感じていなかった。
むしろ、この時すでに1人が楽とさえ思っていた。

ところで、なぜ当時そこまで友達ができなかったか。

多分これが原因。

すぐ泣く。

以上。

このぐらいの歳の同級生に嫌われる原因の多分ど定番中のど定番なのではないだろうか。

今考えると何処でも泣いていた気がする。

まず、幼稚園バスに乗る直前で行きたくなさすぎて泣く。

幼稚園で行われる避難訓練、防災訓練が怖くて泣く。

幼稚園の体操服の配色がダサすぎて泣く。

こんなところだろうか。

記憶に残っている幼稚園時代ぼっちエピソードとしては、1人で園内のジャングルジムで遊ぼうと鉄の棒に足をかけた時、声をかけられた。
振り返って後ろを見てみると一学年上のパイセンが立っているではないか。

そしてうろ覚えだけどたしか、
「ここうちらのナワバリだから来ないでくれる?」的なことを言われた。
その後パイセンのナワバリに勝手に入ったことの謝罪を強要され、泣く泣く謝り、仕方がないので近くの砂場で1人泥団子を作った記憶がある。

可哀想自分。抱きしめてあげたい。

3、4歳の私にとってはちときちぃ出来事であった。

そんなこんなで幼稚園では友達と呼べる友達もできず、親の都合により年少さんで別の保育園に転園(?)した。

転園(?)後の保育園では初めこそ人見知りでなかなか友達ができなかったが、運良くとても温かい子たちに恵まれたのもあり、年中、年長と結構楽しく過ごすことができた。

ちなみに保育園時代の数人の子とは今でもご飯に行くような仲である。

なので幼稚園時代の私のぼっちっぷりは幻だったのではないか、と思う。そゆときもあるよねーぐらいしか思っていなかった。

今思えば割とつらかった幼稚園時代のぼっち生活はその約13年後、華のJKとなった私にカムバするのである。

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