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新着 ㊾鹿児島県知事選挙候補者討論会塩田康一氏が言及した「反対の声」について


2024年6月23日南日本新聞

令和6年6月17日開催 日本青年会議所九州地区鹿児島ブロック協議会主催による鹿児島県知事選挙立候補予定者公開討論会に続いて南日本新聞紙面における討論会において、立候補予定の塩田康一氏は討論会に参加した他二名の女性立候補予定者に以下の質問をしています
「楠隼校の共学化を進める考えだ。同校は普通の県立高校にない、グローバルリーダーを育てる教育をしている。女性にも門戸を開くべきだが、反対の声がある。2人はどう考えるか」

塩田氏のいう「反対の声」とは当会の活動に言及しているものであると思われます

「反対の声」について論点整理を行います
男女別学共学、公教育の在り方には当然様々な意見がありますが、今回当会が問題であると考えるのはその一学校の在り方を首長がマニフェスト政策綱領にて変更することです
そういう事ができないように首長から独立した教育委員会制度があります
昨年6月議会による知事方針表明以降その事を指摘した陳情を県議会へ行うと、自身は問題提起しただけで後は教育委員会がマニフェストではなく純粋に課題を検討した結果であると説明が変わりました
先週から選挙を前にし、マニフェストの成果として、女性活躍社会実現の為に自らの政策として進めたとこれまでの議会での説明と違った事を仰っています
問題提起と自ら進めることは違うとの説明されてきたものが、問題提起=指示であると自ら仰っている様です
開示請求で公開された文書によると知事に意見聴取(問題提起)された教育委員周辺市町首長の多くは方針に反対現状維持の意見を述べられています

共産党県議団の方は楠隼校について設立時からその在り方について反対であり現在も変わらないが、知事のやり方は鹿児島県の教育行政に遺恨を残すと保護者からの陳情審査(不採択)に対して反対討論までされています

マニフェストによって実行されることについての賛否の意思表示は投票行動によってのみ実現します
楠隼高校在校生にも少なからずの有権者が存在しますが、知事は彼らにそれを求めているのだろうかと思います

以上のとおり、当会は女性活躍社会実現に反対しているものではありません
現在進められている楠隼校の共学化は、必ずしも女性活躍社会の実現につながるものではないと考えているのです
鹿児島県において真の女性活躍社会が早期に実現することを熱望いたしております

当会は6月20日告示鹿児島県知事選挙において特定の候補者を支持するものではありません


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