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2/8 無理せず転ぶ

おはようございます。
糸島は久しぶりに元氣なお日様の光に包まれています。
今日はどこかに出かけよっかなぁ、という氣になる。
それだけ日光の力は偉大ということですね。

デッキの草花たちもお日様に向かって嬉しそう。
オリーブの葉がキラキラ輝いている。
土からはいろんな新芽がのぞき始めている。

iPhone片手に庭に出て、なっちゃんミカンに声をかけました。
みんな、寒さに耐えてくれてありがと、ありがと。

以前ビニールハウスだった土地にもホトケノザのピンク色があちこちに。
風もなく、うららかな朝。

と、足元がグラグラ~
ちょっと不安定な板の上に乗っていたのですが、次の瞬間バランスを崩して、あわわ~とスローモーションで転びました。
倒れる、倒れる~、と思いながら、どうすることもできない。

耕した土の上なので衝撃はほとんどなく済みました。
変に「倒れまい」とせず、素直に転んだ。
これでいいのだ、そう思いました。
転びながら笑っていたようにも思います。
実際、起き上がりながら声を上げて笑いました。
iPhoneも無事だし、打撲もない、汚れてもいない。
ワタシは大丈夫。
素直に転んで大正解と、例によってじぶんを誉める。

左の板敷きあたりで転びました

そもそも「不安定な板の上に乗る」という行為を反省しよう。
まだ若いつもりでいるんでしょうね。

散歩も安定した道、必ず人がいる道をなるべく歩くようにしています。
人っ子一人いない山道には行かない。

そして、お天氣が悪ければ外出しない。
昨日は薪取作業の日でしたが、「さぁ行こう」という氣にならなかったので、無理せずお休みしました。
なんらかの不安や危険を感じたら近寄らない。
一人暮らしかつ猫たちのいのちが我身にかかっているので、このことを肝に銘じています。

池波正太郎が「剣豪は危険を回避する」と書いていました。
真の達人は勝負を避ける。
ショローになって納得です。

オノレの分、能力に見合った行動。
身体能力などは日に日に衰えていくけれど、反対に伸びていくものもある。
それは諦めること。コレ、けっしてネガティブではなく「諦観」といったらいいでしょうか。
オノレの分が若いころより正確に把握できるようになる。

おそらく、論語の言葉もつながっていると思います。

こころ【心】 の 欲(ほっ)するところに従(したが)えども矩(のり)を踰(こ)えず

(「論語‐為政」の「七十而従二心所一レ欲不レ踰レ矩」による) 自分の心に思う事をそのまま行なっても、まったく道徳規範から外れることがない。孔子が七〇歳で到達した境地

精選版 日本国語大辞典


転んで知る今朝の氣づきでした。
今日もご機嫌元氣な1日にしましょう。

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