「迷子のタオや、帰っておいで」ショローと子猫 その4
わこ帰還タオがいなくなって丸1日が過ぎた。
空腹で帰ってくることを期待して、いなくなった晩はあえてごはんを外に用意しなかった。
健康体なので食べなくても、水さえあれば1週間くらいは大丈夫なはず。
タオが「家に帰ろう、帰りたい」という氣になれば、それでいい。
それから先のことは、そうなってから考える。
こんなとき、いくら計画を立てたところで無意味なことは、ちぃちぃのときに学習している。
夕べはどこで過ごしたのか?
お腹がすいているだろうに、どこでどうしているのだろう?
家にい