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ショローと子猫タオ

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2022年秋、30年間やってきたキャットシッターの会社を畳み、6匹の猫とともに福岡県糸島に移住したショロー南里秀子。 移住直前に登場した生後3か月の子猫タオ、新天地の暮らし。「死… もっと読む
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#築200年古民家

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「ショローと子猫」のタオちゃん最新画像 2023.4.17

「CoCoからの贈り物?登場」ショローと子猫 その1

子猫登場2022年8月12日、和歌山「猫楠舎」のくまホームをのぞき込む子猫がいた。 おりしも、この日はワタシの師匠CoCo22回目の命日だった。 この子猫を見た瞬間、 この子は、CoCoからの贈り物? との思いが脳裏をよぎった。 「うちのごはん、食べてって」 キャットフードを器に入れて、沓脱石の上に置く。 この時点で、ワタシはこの子に約束をしたことになる。 裏切らないこと。 この日以降、毎日昼ごろに子猫が姿を現すようになる。 くまホームで遊ぶ猫たちと、網戸越しに観察し合う。

「命名タオ」ショローと子猫 その2

「タオ」と命名糸島への引っ越しが決まったタイミングで、突如現れた白黒の子猫。 なんとか家の中に入れたものの触らせてくれない。 はたして、こんな状態で糸島に連れて行くことはできるのか? 1年先輩のヤムヤムや、昔からいるおじぃにゃん、おばぁにゃん猫と「ワッキャー」と遊んでいる子猫を横目で見ながら考える。 「うちの子」になったことを自覚させるべきだよな。 家族の一員なのだ、と。 だからいっしょに糸島に行くのだ~、となってほしい。 正式な名前を考えよ。 これまで「ちび」とか「し