【大会のはなし】[Tonamel]のスポンサー機能を利用したら3万円貰えて新作の体験会に繋がった話
こんにちは、なんぽんです。
皆様、「Tonamel」というサービスはご存じでしょうか。
「Tonamel」とは、「大会を、もっと簡単に。」をコンセプトに、誰でも簡単にトーナメントを主催できるトーナメントツールです。
大会ページをちょちょいと編集して公開したら、そこで参加者の募集からトーナメントの開始→終了までワンストップで管理できる、シンプルで使いやすい神ツールです。
勝敗も、原則利用者同士のやりとりで進むので主催としてはめっちゃラク。
もちろん個人でも、身内大会なんかに使っても問題ないのでみんな使っていこうな!
そんなTonamelに、スポンサー機能がリリースされました。
スポンサー機能とは、簡単に言うと利用者視点では
「大会主催者にスポンサー料を支払って大会運営を支援できる機能」
であり、主催者視点では
「利用者からスポンサー料をいただいて大会を応援してもらう機能」
です。
細かい仕様などは文末にリンクを張っておくのでそれを見てもらうとして、今回メインでしたいのはタイトルの通り、「スポンサー機能で3万円貰えた」話です。
長々と書いて主旨がボヤける傾向があるので先に書いておきました。
さて、みなさん「カオスコード」という格闘ゲームをご存じでしょうか。
もしご存じなかったら嬉しいです。
(それはつまり普段カオスコードの話ばかりしていた僕の声の届かない範囲までこの記事が届いたということなので)
今日は「カオスコード」と「Tonamel」とついでに僕の名前だけでも憶えて帰ってくださいね。
「カオスコード」についてはここで細かい話をするつもりはないのですが、知っておいて欲しいのは、「カオスコード」は「ストリートファイター」や「KOF」、「スマブラ」などの有名ゲームに比べると、とっても小さなコミュニティで遊ばれているゲームだということです。
にも関わらず、なぜかカオスコードコミュニティはTonamelから注目いただいており、2020年、2021年に主催した大会では協賛として数万円分の賞品を提供くださいました。
協賛の申し出を頂いた際には
「この規模のコミュニティに投資とか正気か???
何も返せんが??????」
と当時は思ったものですし、実際に繰り返し伝えましたところ、
Tonamelのコミュニティマネージャーは
「規模とかでなくあったけえコミュニティを応援したいんですよ(*意訳)」
的なことを返してくれたんですよね。
その後も、ありがたいことにTonamelは新機能の先行リリースを開放してくれるなど、カオスコードコミュニティに積極的にアプローチしてくれます。
その一つが先述の「スポンサー機能」でした。
スポンサー機能はもちろん主催者にお金が入る仕組みですが、当然そのうち数%はTonamel側の収益となります。
Tonamelは現在も、世の大会主催者たちの要望を叶えるべく改修が続いており、当然それにはそれなりのお金が掛かっていることが予想されます。
コミュニティに協賛してくれるのは良いとして、そもそもTonamelは無料で使えるツールだし、これどうやってマネタイズする(儲ける)つもりなんだろうと僕は心配していました。
なぜなら、儲からないサービスは続かないからです。
せっかく国産の良いツールに出会えたのに、儲からないのでサ終です、となればもちろん悲しい。
なので、「スポンサー機能」の搭載=Tonamel収益化の報せを受けて僕は安心しました。
そして、この機能がTonamelに搭載されたことを少しでも広めることで、カオスコードコミュニティに協賛してくれた時の恩返しが少しでもできれば、と僕は考え、早速利用することにしました。
当時、ぶっちゃけこの機能を使う事でいっぱい支援してもらってウハウハだぜ~!と考えていたわけではありません。
なぜなら先述の通り、現状のカオスコードは小さなコミュニティであり、大会の参加者も他のメジャータイトルに比べたらそこそこの数に収まるからです。
使用感をフィードバックしたり、機能のリリースを宣伝することで少しでもTonamel側に貢献できたらなー、くらいの意識。
でも蓋を開けたら違ったんですよね。
近々で自分主催の大会を行う予定がなかったため、
ふぇいと氏(@fatevivio)主催のカオスコード紅白戦に乗っかる形で
実際にスポンサー機能を開放したところ、
参加者27人に対しスポンサーが15人、スポンサー総額が34,225円集まりました。
いや参加者:スポンサーのバランスがおかしい。
コミュニティの熱を過小評価しており本当にすみません。
大会参加者もスポンサー機能を使って支援してくださった皆さまもどっちもすごく、えらい。
皆様、改めて本当にありがとうございました。
ゲーセン時代から、大会関連の費用は当たり前のように自腹、持ち出しでやってきたもので、大会で収益を得るという意識はこれまでありませんでした。
(一部の大会では、儲けこそ出ていないものの掛かる諸費用を皆さまに援助頂いたものもあります。その節はありがとうございました。)
本来この記事は「10年間みんなで支えてきた小規模ゲームの可能性」というタイトルで、これだけサポートしてくれたり、オフイベントをやると毎度盛り上げてくれるコミュニティの熱について書くつもりだったんですが、ここまで思いのほか長くなってしまったのでそれはまたの機会にさせてください。
10年前に全国大会やった頃の話から書こうと思ったんですが、これ書き始めると終わんないし記事のテーマがブレちゃうや。
で、タイトルに話を戻し、スポンサードしてもらった34225円から15%ほどがトナメル側に差し引かれ残った28,841円が振り込まれ、それを先日KGPで実施されたカオスコードNEXT(仮)とエンジバトの体験会でゲームを動かすためのPCのレンタル費用や感染対策グッズのお代に利用させていただいたよ、というシンプルなオチに繋がります。
これらについて今回も持ち出しかなーと思っていたので無茶苦茶助かりました。
スポンサー料はもともとこのために保留していたわけではないのですが、これに使いたいと相談したら快諾してくれたふぇいと氏にも大感謝です。
ちなみに、Tonamelで大会をスポンサードすることで
・利用者は大会を支援し、主催者へメッセージを送り、
画像と外部リンクを大会ページに貼り付けられる
ことで利用者と主催者の関係は完結しています。
なので主催はスポンサー料を必ずしもコミュニティに還元しなければいけない訳ではありません。
(スポンサードしてもらう条件に利用目的などを記載していない限りは)
今回は別イベントに還元した話になりましたが、それにこだわらず主催はもっと気軽にスポンサー機能を使って貰えたらな、と思ったりしてます。
僕も皆の支援で美味しいものが食べたい!
また利用者側も必ずしも大会の応援だけでなく、画像とリンク貼れることを利用して推しを紹介したりとか、めちゃめちゃ自分を宣伝したりとか、場の雰囲気を読みつつ自由に使えばいいんじゃないかなとか思っています。
もちろん主催視点では支援してくれた人はめちゃめちゃ印象に残ります。
出たかったけど日程的に残念、って時なんかに軽く支援して主催に気持ちを伝えるみたいな使い方も良さそうですね。
長々と語ってしまったので伝えたかったテーマを纏めます。
・コミュニティが小規模でも支援をしてもらえる!
・支援が活きて次のイベントに繋がることもある!
・主催も利用者も気軽にTonamelのスポンサー機能を使ってほしい!
以上です。
それではまた。
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