Squall LineのTIF2023出演への挑戦を追っかけた話

Squall Line(スコールライン)とは2023年2月26日にデビューしたアイドルグループ。
自分の推しである鈴川愛依さんがプロデュースしている。


鈴川愛依さんって誰?って人はこちらをどうぞ。https://twitter.com/katochocola0409/


そのSquall LineがTIF出演に挑戦したのを見届けて感じたこと等を備忘録として残そうと思う。

結論から言うと今年は惜しくもTIF出演は果たせなかった。
しかしSquall Lineはこの闘いで底力を見せ付け、
これからもファンが増えていくアイドルだと思っている。
もし来年TIFに再チャレンジするとき、
おそらくメンバーはリベンジに燃えていると思うが、
そのときに新しいファンから見たら前回のことはよく知らず、なんとなく置いてけぼり感があるかもしれないなと思った。
Squall Lineに限らず、インディーズアイドルの活動というものはなかなか記録に残らないもので、Twitterはすぐに流れてしまうし今回のことをあとからでも追えるようにオタクの視点での記録を残すこともある程度意義があるのではと。
あとできる限り調べて書いてますが基本的に記憶を頼りに書いているのでもし明らかに事実と違うことがあればこっそり教えてもらえると助かります。

また、今回のTIF全国選抜の応援にあたってこちらの記事を参考にさせて頂きました。
こういった記事を書いてくれた方々のおかげで様々な知見が得られたので自分も何かしら残そうというのもこの記事を書いた理由です。

まずTIFというのは東京アイドルフェスティバルの略で、
毎年夏にお台場で開催されていて日本最大のアイドルフェスと言われています。
日本中のアイドルが出演を熱望する憧れのイベントだそうです。
自分も2回ほど行ったことありますが出演者の多さはもちろん、
野外ステージからフジテレビの社屋内まで様々なステージが用意されていてとにかく巨大なイベントでした。

そのTIFでは主催からオファーがあったアイドル以外に、
別枠で出場権をかけた選抜イベントがあり、それがTIF全国選抜LIVEです。
所謂、賞レースというもので選ばれたアイドルの中で様々な要素で競って優勝者を決めます。

正直なところ自分は普段は賞レースの類にはほぼ参加しません。
というかTIFに賞レースの出演枠があったことすら知りませんでした(忘れてただけかも)

でも2023年2月にデビューしたばかりでいきなりその年のTIFに挑戦するってスピード感があってちょっと面白いなと思ったのも事実。
今時は規模は小さくても胆力のある事務所や
自ら楽曲を作り、クリエイティブでアーティスト性の高いアイドルも珍しくなく、実際自分はそういうアイドルも推している。
しかし組織的な事務所に所属しているわけでもなく、完全に個人の力の集合体でTIFに挑戦するという気概を応援するということは地下アイドルを推すということの醍醐味の一つかもしれないとも思った。



Squall Lineは書類審査通過後、SHOWROOM審査も終始1位独走で順調に勝ち進み5月3日の決勝ライブに挑みました。

全8組が予選A予選Bの2つに別れて上位2組が決勝で再度闘います

決勝は会場来場者、SHOWROOM、TIF公式グッズ購入、そしてTIF審査員による4項目での投票によってそれぞれ順位を決め、1位4pt 2位3pt 3位2pt 4位1Ptが与えられ、その合計ポイントを競います。
同ポイントは公式グッズの順位が上のアイドルが勝利。
一般客が投票できるのは上記のうち3つです。

決勝ライブのタイムテーブル


この日、自分は15時前に会場入り。
予選Aブロックのライブを見ていました。
Squall Lineの特典会は始まっていましたが予選Aでどのアイドルが勝ち上がってきそうか見ておきたかったのです。
とはいえ特典会も行きたかったので特典会が終わる10分前頃に切り上げました。
特典会ではとにかくメンバーを褒めちぎって自己肯定感を上げていきます。
アイドルにとって自己肯定感は戦闘力のようなもので、これがないと始まらないからです。

その後予選Bブロックのライブが始まります。
どのグループのバチバチに気合いが入っていてかなり厳しい闘いになるなと思いました。
そんな中でもSquall Lineは日々の努力がステージにしっかり現れていて過去最高のライブを見せていたのではないでしょうか。

ライブのあとは来場者投票に移ります。
入場時に渡された2ptと1pt各1枚の投票券を4組のアイドルグループの名前の書かれた箱に入れていきます。
2pt券と1pt券は同じアイドルには投票できず必ず別のグループに投票するルールです。

それからSHOWROOM投票。
ちなみに来場者もSHOWROOM投票は出来るのですが今回の会場のOSAKA MUSEは電波の入りにくいキャリアがあるらしくau系の回線は厳しかったようです。
色々考えた結果一旦フロアを出てドリンクカウンターに向かう途中の階段辺りならなんとか投票することができました。

SHOWROOM投票の様子はこんな感じです。

SHOWROOM投票は各アイドル代表者が出てきて一言アピールしたあと投票に移るのですが皆がバラバラに「○番お願いしまーす!」とか叫ぶのでちょっとガヤガヤした感じになります(笑
かといって大人しくしていても仕方ないので攻めるべきですね。

そんな中で"僕らのスイッチ"というアイドルさんはステージ上でブリッジするという謎のアピールで一笑い誘っていて一見突拍子がないように見えますが
どんなときでもステージ上の者は観客を楽しませるエンターテイナーの鑑だと思いました。
実際"僕らのスイッチ"はSHOWROOM投票で2位、合計でも2位になって決勝進出を決めていました。

Squall Lineは予選1位通過で決勝進出。
内訳は
来場者投票2位
SHOWROOM投票1位
グッズ投票1位
審査員投票3位
計13pt

かなりの接戦だったようです。
予選落ちしたグループも審査員投票では1位だったりします。
審査員投票はSqual Lineにはやや厳しい評価。
前述したようにSquall Lineは間違いなく過去最高のライブをしていました。
ただフラットに評価した場合、他のグループはそれ以上だったということかもしれません。

そして運命の決勝。
ここでSquall Lineは更にギアを上げて予選以上のライブを見せてくれました。
この短時間で最高を更新していく潜在能力の高さも見えつつ
この時点でのSquall Lineの持てる力を全て出し切ったのではないでしょうか。

最後の投票の結果、Squall Lineは惜しくも総合2位でした。

内訳は
来場者投票2位
SHOWROOM投票2位
グッズ投票1位
審査員投票2位
計13pt
優勝が15ptだったのでポイント上は本当にあと一歩というところでした。
以下は事前に予想した優勝ボーダーですが、
やはり14ptが一つのラインだったようです。

優勝した"すたんぴっ!"は本当に強かった。力強いステージでフロアを巻き込んで一体になっていくのを目の当たりにして
正直選抜ではなく普通にTIFから出演オファーが来るレベルのアイドルだと思いました。

メンバーさんのツイートにもTIFから呼ばれなかったことに悔しさを抱いていたことが書かれていました。
確かにTIFに呼ばれていても全く不思議はないアイドルさんだと思います。
TIF全国選抜の前に正攻法でTIFから声がかかることを念頭に活動してきたその姿勢がライブにしっかり現れていました。

とはいえ、デビューから約2ヵ月でそのレベルのアイドルに肉薄するほどの活躍を見せたSquall Lineもまた決してTIFと縁遠いアイドルではないハズです。

また、今回初めてTIF全国選抜を見てきましたが
各アイドルの真剣勝負の賞レースでありながら思った以上に良い雰囲気でイベントが進行していました。
ただ課金すれば勝てるという単純な勝負ではなく、各自が日々切磋琢磨してきた成果を見せるという感じでこういう対バンは好きです。

そしてSquall Lineはこれからファンも増えて益々発展していくでしょう。
今後の活動にも注目していきたいです。

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