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お月様へのお願いごと

なわとびで首を痛めたらしい長女を、
主人と2人で夜、救急病院に連れていった間の
ばぁばと息子のエピソード。

「一緒に病院に行く!!」と言ったのですが、
20時を過ぎていたし、病院なので、 
ばぁばと待っているように話しをすると、 
駄々をこねるわけでもなく、
すんなり待つことを受け入れてくれた4歳の息子。 

1時間くらいして帰ってくると、
とびきりの笑顔で、ママ〜と抱きついてきて。 
ばぁばが、待っていた間にこんなことがあったよ、と話してくれた。

息子は、私達が出かけるとすぐに、 
シャッターが下ろされた大きな窓のところに行って、窓を開けようとしたそうで。
ばぁばはてっきり、私の車を見ようとしているかと思ったらしい。

息子  「月はどこ?どこ?」

ばぁば 「玄関から見てみよう!」

すると、玄関に走って行って、
ママのサンダルを履いて勢いよくドアを開けて、
月を見つけた息子。 

普段、仏壇の前や、神社でやるように 
手を顔の前でパンパンとたたいて、手を合わせて。

「なのちゃんが早く良くなりますように」と 
お月様にお願いをしていたそう。 

ばぁばが一緒にいてくれたとしても、
パパもママもなのも居なくて、しかも夜で、
より心細かっただろうに。
一緒に着いていきたい気持ちもあっただろうに。

それでも、大好きな姉を心配して想う気持ちから
小さいながらに、そんなことをしてくれていたなんて。 
涙が出そうなくらい、感動しました。 
そして、親バカかもですが、 
優しくてあったかくて、真っ直ぐな子に育っているなぁ、と、とってもうれしくなりました。

その後、
なののために、
お月様にお願いして祈ってくれたこと
ありがとう、と。 
お留守番、がんばったね、と
たくさん、たくさん息子を抱きしめました。

けんかもたくさんするけれど
お姉ちゃんが大好きな息子は、
もう少し小さい時から、お姉ちゃんの通院などで自分がばぁばと待たなければいけない時に、
駄々をこねて嫌がったことがあまりなくて。
(普段は、甘えんぼで、わがまま放題ですが 笑)
なんとなく、
今は自分がこうすべき、と分かっているような、
理解力と・・・うまく言えないけれど 
大人な部分がある気がするというか・・・。 

ただ、ただ、すごいな、と思います。 
でも、そこを過信せず、そういう時は
たくさんたくさん我慢して、がんばっていることを
忘れないようにしたいなと思います。

娘の首の痛みが少しだけ良くなったみたいです。 
今日は幼稚園をお休みして、家族で 
お家でゴロゴロしたいと思います!!
    

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