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HomeAssistantでスマートホーム化への道〜スマート機器の準備

2024/05/31 記事を更新しました。
ICAMI ワイヤレスセキュリティカメラを追加しました。 


HomeAssistantとは

自宅のスマート家電や機器を一元で管理・操作するためのシステムです。

自宅の家電をスマホで遠隔操作したり、AlexaやGoogleなどの音声認識で操作できるようにするためのキットがたくさんのメーカーから発売されています。

しかし、メーカーごとに独自のスマホアプリが必要になるため、複数のメーカーのキットを使う場合、複数のアプリをインストールして、それぞれのアプリを使って操作する必要があります。

このため、一つのアプリケーションでスマート家電を管理できるようにするのがHomeAssistantの役割となります。

HomeAssistantを使うきっかけ

現在住んでいるマイホームを購入したときに、太陽光発電も付いていましたが、太陽光発電がある家によく見かける計測ユニットがありませんでした。そのため、毎月電力会社から送られてくる料金確定のお知らせが来るまでどれだけ発電したのか確認することができませんでした。

そのため、タブレットを使ってなんちゃって計測パネルを自作して、日々の発電量が確認できるようにできないかと探していたところに、このHomeAssistantに出会いました。

HomeAssistantを使ってスマートホーム化するために必要なもの

HomeAssistantは無料で公開されているアプリケーションなので、手軽に始める事ができますが、 HomeAssistantを常時起動しておくためのマシン(サーバー)が必要になります。
よく、Raspberry Piを使って HomeAssistantサーバーを構築する記事がありますが、WindowsやMacでも動きますので、余っているパソコンがあれば HomeAssistantサーバーを構築することができます。

また、HomeAssistantだけではスマートホーム化できませんので、自宅の家電を操作するためのスマート機器が必要になります。
我が家では、主にNatureとSwitchBotのスマート機器を使っています。

スマートホーム化するために使っている機器

Nature Remo 3

■使用場所 1F:リビング

赤外線通信によってエアコンやテレビ、照明を操作する事ができます。スマホがあれば、リモコンを探さなくても照明をつけたり、エアコンのON・OFF操作ができるようになります。
温度、湿度、照度、人感センサーも搭載していますので、室内が暑くなったらエアコンをONにしたり、部屋が暗くなったら照明をつけるみたいに、自動操作することもできます。

Nature Remo mini 2

■使用場所 1F:洋室1 2F:洋室2、洋室3

Nature Remo 3と同様、赤外線通信を使って家電操作する事ができます。Nature Remo 3との違いはセンサーの搭載有無で、こちらは赤外線通信と温度センサーのみとなります。

Nature Remo E lite

■使用場所 1F:リビング

スマートメーター(電力量計)と連携して、自宅の消費電力を計測します。
リアルタイムで電気使用量を計測しますので、現在どれだけ電気を使っているか確認する事ができます。また、時間や日、月単位での電気使用量を確認することもできます。

自宅に太陽光発電をつけており、一つのスマートメーターで電気を売る方も買う方も計測していれば、1台のNature Remo E liteで太陽光発電の売電量と電力会社からの買電量を計測する事ができます。

SwitchBot 温湿度計

■使用場所 1F:リビング、玄関、サニタリー

一定間隔で温度、湿度を記録しており、専用のスマホアプリから過去の温度、湿度を確認する事ができます。また、温度と湿度を表示する液晶が付いていますので、通常の温湿度計としても使えます。

SwitchBot 温湿度計プラス

■使用場所 1F:洋室1 2F:洋室2、洋室3

先ほどのSwitchBot温湿度計がバージョンアップしたタイプになります。液晶表示が大きくなって見やすくなったのと、現在の温度・湿度によって部屋の状態が快適か乾燥状態かを示すアイコンが付いています。

SwitchBot 防水温湿度計

■使用場所 屋外

SwitchBot温湿度計の防水バージョンになります。液晶表示がないので専用アプリで確認する必要はありますが、屋外に設置しているので特に不便はありません。
とてもコンパクトに作られており、ストラップが付いているので、アウトドアで持ち歩くこともできそうです。
我が家ではベランダの物干し竿に引っ掛けて外の温度・湿度を測定しています。

SwitchBot ロック

■使用場所 1F:玄関

玄関の鍵をスマート化するための製品になります。子供に鍵を持たせたくなかったことと、最近の住宅の玄関みたいに鍵を使わなくても解錠ができる操作に憧れて取り付けました。
最初は別メーカーのスマートロックを使っていましたが、指の指紋で解錠できることやHomeAssistantとの連携が容易にできそうでしたので、こちらの製品に交換しました。

2023年12月に新型スマートロックも発売されました。ボディがアルミになったり、解錠ボタンがついていたり、と今までのスマートロックより機能が充実しています。

SwitchBot 指紋認証パッド

■使用場所 1F:玄関

通常、スマートロックの解錠にスマホが必要になりますが、こちらの製品を追加することで暗証番号、カード、指紋といったスマホ以外の方法で解錠する事ができます。
実際、スマホによる解錠はカギを使って解錠するより面倒ですが、こちらの認証パッドを追加することで指をタッチするだけで解錠できるようになります。

SwitchBot リモートボタン

■使用場所 1F:玄関

ボタンひとつで他のSwitchBot製品を操作する事ができます。
我が家の玄関は二重ロックのため、外へ出るときにロックを2つまわして解錠する必要がありますが、このリモートボタンとスマートロックを連携することで、ボタンひとつで解錠できるようになります。

SwitchBot ハブミニ

■使用場所 1F:洋室1

Nature Remo 3やNature Remo mini 2と同様、赤外線リモコンが搭載されているため、スマホから家電操作ができるようになります。
家電の操作だけでなく、温湿度計やロックなどのSwitchBot製品と連携することで外に出ていても部屋の温度の確認したり、玄関のロック状態を確認して施錠・解錠する事ができます。

我が家では赤外線リモコンによる家電操作はNature Remoを使っているので、こちらの製品で家電操作はしていませんが、他のSwitchBot製品とHomeAssistantを連携するために必要になるため、SwitchBot製品のハブ機能として使っています。

SwitchBot プラグミニ(JP)

■使用場所 1F:洋室1

家電の消費電力を計測したり、遠隔でON/OFF操作する事ができます。
HomeAssistantサーバー以外に24時間稼働しているパソコンがあり、そのパソコンの消費電力を計測するために使用しています。

SwitchBot 見守りカメラ

■使用場所 1F:洋室1

遠隔で室内の様子を見る事ができるカメラです。動くものを検出すると通知でお知らせしたり、その動くものを追跡して録画する事ができるので、外出時の防犯カメラとして利用する事ができます。
使用しないときはオフラインモードでカメラ機能を停止する事ができますが、レンズも隠れるようになっているため、プライバシーも守られる作りとなっています。

我が家では、外出時にペットの猫の様子を確認するために使っています。

SwitchBot 屋外カメラ

■使用場所 屋外

屋外で使用できる監視カメラです。電源は充電バッテリー内蔵なので、電源がない場所でも設置できます。また、ソーラーパネルも販売されていますので、電池切れの心配がありません。もちろん、USBケーブルによる常時電源接続も可能です。

この屋外カメラは24時間録画監視というより、人や動くものを見つけたら、一定時間録画するという作りとなっています。

時々、動体検出が作動しない時があり、確認したい場面が撮れていない事がありましたので、セキュリティ面で多少心細いところがあります。24時間撮影ができたり動体検出機能の改善など、今後のアップデートに期待です。

ICAMI ワイヤレスセキュリティカメラ

■使用場所 屋外

屋外の監視カメラとしてSwitchBot屋外カメラを使っていましたが、上記の通り、残っていて欲しい場面が撮れていないことがよく起きたため、ネットワークカメラを導入してみました。
SwitchBot屋外カメラと違って、バッテリーは搭載していませんので近くに電源が必要になりますが、このカメラ単体で24時間撮影ができたり、動体検出することができます。

おわりに

こうやって、使っているスマートホーム機器を書き出してみると、思った以上にスマートホーム機器を使っていますね・・・。にも関わらず、使いこなせていないことに気がつきました。

まだ、HomeAssistantで管理していないスマートホーム機器がたくさんありましたので、一元管理してよりスマートに管理できるようにしていきたいです。

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