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Proxmoxを使ったHomeAssistant構築メモ 〜 Proxmoxの初期設定

■Proxmoxを使ったHomeAssistant構築メモ 〜 目次
1. HomeAssistantサーバの準備
2. Proxmoxのインストール
3. Proxmoxの初期設定

Proxmoxのセットアップが完了したら、まずはProxmoxの初期設定を行います。初期状態ではエンタープライズ向けになっているため、アップデートができない状態になっています。
そのため、Proxmoxを導入したらまずは無償版に切り替えることと、最新状態にアップデートします。


Proxmoxへのログイン

Proxmoxの設定はブラウザ上から操作ができます。
まずは、ChromeなどのWebブラウザを起動して、セットアップ時に入力したIPアドレスにアクセスします。
「この接続ではプライバシーが保護されません」といった警告メッセージが表示されますが、そのままアクセスします。

Proxmoxのログイン画面が表示されました。
ユーザー名は「root」、パスワードはセットアップ時に入力したパスワードを入力してログインします。

無償版リポジトリへの変更

初期状態はエンタプライズ向け(有料)のリポジトリが設定されているため、無償版のリポジトリに変更します。

データセンター > ホスト名 をクリックして、アップデート > リポジトリ を選択します。

「https://enterprise.proxmox.com/debian/pve」と書かれたものをクリックして選択し、 「Disable 」をクリックして無効化します。
また、同様に「https://enterprise.proxmox.com/debian/ceph-quincy」と書かれたものをクリックして、「Disable」をクリックして無効化します。

「追加」ボタンをクリックします。
なんかメッセージが表示されましたがそのまま「OK」をクリックします。

リポジトリに「No-Subscription」を選択して「追加」ボタンをクリックします。

Proxmoxのアップデート

「アップデート」を選択して、「再表示」をクリックします。

アップデート情報が取得されます。「TASK OK」が表示されたら、×ボタンで閉じます。

「アップグレード」をクリックして、Proxmoxを最新状態にします。

シェル画面が表示されてアップデート処理が実行します。「Do you want to continue? [Y/n]」のメッセージが表示したら、「Y」を入力して、エンターキーを押下します。
アップデートが完了した状態。アップデートが完了したらシェル画面を閉じても問題ありません。

これでベースとなるProxmoxのセットアップが完了しましたので、今度はHomeAssistantのセットアップを始めていきます。

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