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ただ、好きなことを続けているだけなんだけど。


こんにちは〜。なのかだよ。

noteのプチブームに乗っかって自己紹介はしたものの、放置気味だなぁということを思い出したので動かすよ。

生産性がある話かどうかは知らないけど、ちょっと思ったことを書いてみる回です。

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先日、駅で会った中学同期が、私が楽器を持って歩いてたのを見て、

「まだ吹奏楽続けてるん?ようやるわ、えらいなぁ。」

って言ってきたんよね。


その子は、中学3年生の夏、いっしょに関西大会で演奏したクラリネットの子。

トップに座って、身体中がじわじわふんわりと包まれそうな、それはもう素晴らしい音色でブリュッセルレクイエムのソロを吹いていたのを、今でも鮮明に覚えてる。

毎日、誰よりも遅くまで部室に残って、ハーモニーディレクターやら楽譜やらと睨めっこしながら、ずっと練習してたのも、覚えてる。

だからちょっと、失望した。

その子が吹奏楽を続けていないことに?

いや、違う。
そうじゃなくて。

吹奏楽続けてるのがえらいってなに??

って言いたくなったんよね。

別に、吹奏楽やっててえらいねっていう言葉をかけてくるのはその子が初めてじゃない。
高校に上がった時から、ずっと言われてる。

親から、

「楽器買ってもらったから吹奏楽一生続けなきゃっていう義務感で続けてるわけじゃない?
辞めたい時に辞めていいからね。」

なんて言われたりもして。

毎度毎度腹を立ててるわけでもないんだけど、やっぱり少し、嫌だなって思っちゃう。

いや、まじで吹奏楽やってるのがえらいってなに??

タイトルの繰り返しになって申し訳ないけど、別に、ただ、好きなことを続けてるだけなんだけど。
そこに義務感なんてないし、優とか劣とかだってないでしょ。


むしろ、私は本気で音楽を志すことから常に逃げてきた人間なんだよな。

全国大会出るような私立高校で吹奏楽やってみる?って中学の顧問から言われた時も、音大受ける?って親や担任から言われた時も、全部絶対嫌って言って断った。

第一、私は私の楽器の技術というか実力に自信がない。だから、もう音楽から逃げられないっていう環境に身を置くのがどうしても嫌だった。

音楽で食べていくというわけでもないし、ただの趣味だからこそ、いつでも辞めれるわけで。

そんでもって、こんなふわふわした姿勢だからこそ、気良く続けられてきたんだよね。

「わたしは吹奏楽に覚悟を持って向き合っているのか?」

改めて自分に問うてみると、やっぱり答えることに怖気付いてしまう。

だから尚更、えらいとかすごいとか言われる資格って絶対ないんだと思う。

でも、吹奏楽が好きっていう気持ちは本物であることだけは胸を張って言える。

それだって、逆に、一生音楽から逃げないぞ!っていう覚悟がないからこその無敵状態?的なもので言えることなのかもしれないけど。


これは持論だけど、お酒とか、パチンコとか、たばことか、薬とか。

そういう「気持ちよくなれそうなもの」って、この世にたくさん存在する。

でも、私は音楽より気持ちよくなれるものをまだ知らないし、もう一生知らないでもいいかなって思ってる。

大切な仲間と一緒に、長い長い時間をかけて音楽をつくるなんて、普通に考えてあまりにも尊いことじゃない??

だって、本番ってたった一回しかないんだよ?

たった一回。

それに向けて皆が本気になる。

最高にかっこいいよ。

きらきらのライトに照らされて、空気、熱、客席の景色、そして、音をステージで共有しながら、目を輝かせて、音楽をつくることに全ての神経を集中させる。

呼吸がひとつになる。
音がひとつになる。
音楽がうまれる。

あぁ、なんて気分がいいんだろう。


こんなに尊くて、気持ちよくなれるものは他に存在しないし、何物にも代え難いものだと思う。

私はどうしようもないぐらいに吹奏楽に恋してしまってる。

皆でつくる音楽がたまらなく好きだから。

それだけで、大学の部活に籍を置いて、音楽を続ける充分な動機にはならないのかな。


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なんか、全然まとまった文章にならなかった…

またこうして意味わからんことを文章で吐き出しては消してってするかも?

今回は以上です〜👋

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